ごぼうは土付きがおすすめ!旬や種類・選び方もフリーランス料理人が詳しくわかりやすく解説
ライター/はんぞー
バリスタ兼フリーランス料理人。某飲食店でのプロデュース経験も有り。趣味の料理が口コミで広がり仕事になった、根っからの食いしん坊。お気に入りレシピの保存件数は、数知れないとか。
ごぼうに種類はあるの?
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ごぼうは様々な調味料でアレンジしやすいだけでなく、ごはんが進むおかずにもなりますね。しかしスーパーや八百屋では、いつも同じ種類のものしか見かけないような気がします。種類はどれぐらいあるのでしょうか。詳しく解説していきます。
1.最も一般的な滝野川ごぼう
最も一般的な種類が、滝野川ごぼうです。なんと生産量の9割ほどが、このごぼうだと言われています。2~3cmほどの太さで、長さが1mぐらいなのが特徴ですよ。滝野川ごぼうという名前の由来は、栽培が始まった地名からです。東京の滝野川で栽培され始めたようですよ。このごぼうから、他の種類のごぼうに派生していったと言われています。ごぼうの発祥地が東京だったとは、驚きですね。
2.香り高い夏ごぼう
次に紹介するのは、夏ごぼうです。こちらは、滝野川ごぼうを早取りした品種になります。成長しきる前に収穫するので、繊維が柔らかく上品な香りが特徴です。サッと茹でるだけで食べることができます。包丁やピーラーでささがきごぼうにして、ごま風味のサラダにするのがおすすめです。
珍しい種類のごぼう
最も流通しているごぼうが滝野川ごぼうで、夏ごぼうは滝野川ごぼうの早取りということがわかりました。次はあまり目にすることのない、とっておきのごぼうを紹介していきます。
その1.茎や葉も食べられる若ごぼう
葉や茎も食べることができる、若ごぼうを紹介します。このごぼうは、野菜のふきに小さな根が付いたような見た目です。シャキシャキとした茎と独特な香りが特徴ですよ。葉を食べることができるので、別名葉ごぼうと呼ばれています。関西ではよく食べられている種類のようですよ。
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