ごぼうを食べるのは一部の国だけ?原産地や特徴、栄養・効能もフリーランス料理人が詳しくわかりやすく解説
原産地はどこ?
ごぼうは根を食用とするもので、一部の国でしか食べられていないということがわかりました。次は、原産地について詳しく解説してきます。
原産地はユーラシア大陸
ごぼうの原産地は、ユーラシア大陸です。日本に伝わったのは、縄文時代と言われています。中国から薬用として持ち込まれたようです。その後江戸時代に入り、ごぼうが食用として普及し始めました。江戸時代に日本人がオランダへ持ち込んだようですが、残念ながら普及しなかったと言われています。
1.食物繊維が豊富
代表的な栄養素は食物繊維です。食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。ごぼうには、この2つの繊維がバランスよく含まれていますよ。水溶性食物繊維は別名イヌリンとも呼ばれます。水に溶けやすく、血糖値の上昇を抑える効能がありますよ。
不溶性食物繊維は文字通り、水に溶けずに腸まで運ばれる栄養素。溶けないため、便のかさを増やし排便をスムーズにしてくれます。便秘に悩んでいる人には、とっておきの情報ですね。
2.むくみ予防に効果的なカリウム
むくみの予防に効果的なカリウムも含まれています。カリウムは、体内の塩分濃度を一定にする効果がありますよ。余分な塩分を尿などの水分として外に排出するので、むくみの予防に効果があります。食塩の摂りすぎにより、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病が問題になっていますね。このような病気にも効果があると言えるでしょう。
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