皆はザーサイは知ってるか?スーパーで瓶詰のものを見る機会はあるな。ですがザーサイの商品や形態によってはおいしく食べるための下処理が必要な場合があるんです。あと、ザーサイはご飯のお供のイメージもありますが、それだけじゃない。色んな料理の活用法や食べ方があるんです。そんなザーサイの食べ方や保存方法を管理栄養士のやっさんと一緒に解説していきます。

ライター/やっさん

管理栄養士とフードコーディネーター2級の資格を持ち、美味しいものに目がなく、特に白米が好き。ザーサイはご飯のお供のレギュラーメンバー。

ザーサイに下処理って必要なの?

ザーサイは漬物で、塩漬けにすることにより腐敗を防ぎ、長期間保存が可能な食べ物ですが、そのまま食べるととても塩辛く食べられません。そのため下処理として塩抜きが必要になります。ただし、商品によっては塩抜き不要でそのまま食べられるものもありますので、商品表示をチェックしてくださいね。

塩分が多いので塩抜きは必須!

ザーサイ100gあたりの食塩含有量が13.7gで、そのままだととても塩辛く食べられません。そこで適切な塩抜きの処理をすることで、おいしく食べられるほか、料理の味付けに程よい塩味を足してくれます。

塩水に漬けて塩抜きしよう

それでは、ホールタイプ・スライスタイプのザーサイの場合の塩抜き方法をご紹介します。

1.パックからザーサイを取り出し、軽く水洗いする。
2.ザーサイが十分に入る大きめのボウルに約1%濃度の食塩水を作る。(例:水1リットルあたり10gの食塩)
3.食塩水の中にザーサイを入れて約3時間~半日ほど置いておいておく。
4.塩抜きしたザーサイをザルにあげて水切りし、さらにキッチンペーパーで包み、水気を切る。

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なぜ、塩抜きに水ではなく食塩水を使うかというと、浸透圧を利用して塩抜きをするため

例えば塩分を多く含むザーサイを濃度の薄い食塩水に浸しておくと、ザーサイと食塩水が同じ塩分濃度になろうとして、ザーサイから塩分が抜けて食べやすい塩分濃度になります。このザーサイと食塩水が同じ塩分濃度になろうとする力のことを浸透圧というのです。

ザーサイのおすすめの食べ方は?

ザーサイは漬物としてそのまま食べるほかにも、料理にプラスして加えることでアレンジ可能です。今回は4種類のメニューをご紹介しましょう。

\次のページで「1.シャキシャキな歯ごたえがたまらない!「胡瓜とザーサイの和え物」」を解説!/

1.シャキシャキな歯ごたえがたまらない!「胡瓜とザーサイの和え物」

きゅうりとザーサイの食感がクセになる一品。水っぽくならないようきゅうりの塩もみ後の水分はしっかり切っておくこと、ザーサイの塩抜き後の水気を取っておくことがポイントです。

材料(2人前)
・きゅうり 1本
・ザーサイ 約20g
・ごま油  大さじ1杯

作り方
1.きゅうりとザーサイは約4cmの細切りにする。
2.きゅうりは塩もみをして水分を切っておく。
3.ザーサイときゅうりをボウルの中に入れ、ごま油を和えて完成。

2.本格中華!「ザーサイと豚肉のスープ」

搾菜肉絲湯と呼ばれる豚肉のボリューム感とザーサイのコリコリ食感で食べ応えのあるスープ。スープの具材は同じ大きさにカットすることがポイント。

材料(1人前)
・ザーサイ 10g
・豚肉(もも肉・バラ肉などお好みで) 10g
・塩・こしょう
・料理酒 大さじ1
・片栗粉 小さじ1
・ごま油 小さじ2
・鶏がらスープ(水200㏄+鶏がらスープの素小さじ1)200㏄
・薄口しょうゆ 小さじ1/2
・(トッピングとして)ごま油・小ねぎの小口切り・ラー油など

作り方
1.ザーサイと豚肉は約4cmの細切りにしておく。切った豚肉は塩コショウ・酒をまぶし、5~10分ほど漬けておく。漬けた後は片栗粉をまぶしておく。
2.小鍋にごま油を引いて、中火に予熱し、豚もも肉を炒める。豚もも肉の色が変わったらザーサイを入れ、一緒にさっと炒める。
3.小鍋に鶏がらスープを入れて沸騰させ、弱火にする。アクがあれば適宜とる。
4.アクが取れたら火を消し、薄口しょうゆを加え、お椀に注ぐ。お好みでごま油・小ねぎの小口切り・ラー油をトッピングする。

3.簡単おつまみ「ザーサイキムチの冷や奴」

ザーサイは瓶詰でそのまま食べられるタイプのものを使えばカットする必要なしです。絹ごし豆腐も3連パックになっているものなら、パックから出してザーサイ・キムチとトッピングをのせるだけ!

\次のページで「4.いつものチャーハンにアクセント「ザーサイ卵チャーハン」」を解説!/

材料(2人前)
・絹ごし豆腐 1丁
・ザーサイ 10g
・白菜キムチ 10g
・ごま油 適量
・小口切りした小ねぎ 適量

作り方
1.絹ごし豆腐はお好みのサイズにカットする。
2.ザーサイとキムチはお好みの大きさにカットして混ぜ合わせておき、絹ごし豆腐の上にのせる。
3.ごま油と小ねぎをトッピングする。

4.いつものチャーハンにアクセント「ザーサイ卵チャーハン」

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シンプルな卵チャーハンにザーサイを加えた一品。白ネギとザーサイを加えたらさっと炒めるだけにして手早く仕上げることがポイントです。

材料(2人分)
・卵 1個
・白ネギ 1/4本
・ザーサイ 10g
・サラダ油 大さじ1
・ご飯 茶碗2杯分(約300g)
・塩・こしょう 少々
・濃口しょうゆ 小さじ2

作り方
1.ボウルに卵を割り、白ネギとザーサイはみじん切りにしておく。
2.フライパンにサラダ油を熱し、少し煙が上がったら卵を入れ、卵がふくれたらご飯を加える。
3.卵とご飯がなじんでパラパラになるまで炒め、塩・こしょうで下味をつける。
4.白ネギとザーサイを加え、油が回ったらフライパンの鍋肌に醤油をかけ、全体的に炒まったら器に盛りつける。

\次のページで「ザーサイは食べすぎに注意」を解説!/

ザーサイは食べすぎに注意

ザーサイはいくら塩抜きをしたからといっても塩分が多い食材です。食べ過ぎると塩分過多になりますので、食べすぎには注意しましょう。

ザーサイの保存方法は?

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基本的にザーサイは開封前なら常温保存が可能ですが、開封後は冷蔵保存しなければなりません。

ザーサイの商品タイプによって保存期間が変わってくる!

ザーサイは商品によってスライスが瓶詰めされているものやホールタイプでパックされているものなどさまざまな形態で販売されていますよね。また、商品によって塩抜きが必要なものがあります。開封前なのか塩抜きの有無でも保存期間が変わってきますので、商品別にザーサイの保存期間をみていきましょう。

1.瓶詰タイプのザーサイ:開封前なら約1年

瓶詰タイプのものは塩抜きが不要で、瓶から出してそのまま食べられるものが主流です。しかし、塩抜き不要ということは既に塩抜きされているということなので、瓶を開封した後は、早めに消費する必要があるので注意しましょう。

2.ホールまたはスライスでパック詰めされているザーサイ:開封前約1年~1年半

ホールでパック詰めされているザーサイは塩抜きが必要で、商品によって異なりますが、未開封であれば約1年常温保存可能です。しかし塩抜きをしてしまうと保存性がなくなってしまうため、塩抜き後は冷蔵保存で早めに消費するようにしましょう。

ザーサイは冷凍保存できる?

上述した通り、塩抜きしたザーサイは保存性がなくなるため早めに消費することをおすすめします。ですが早めに食べきれない場合は、1食分ずつラップし、冷凍保存することで冷蔵保存よりも長期間保存可能です。ただし、1か月を目安に消費をしましょう。

ザーサイの食感や塩味を料理に活用して、レパートリーを増やそう!

ザーサイはそのまま食べるのはもちろん、スープに入れることで酸味と塩気が加わり本格中華に、和え物にすると食感がやみつきにと、さまざまなアレンジが可能です。適切に塩抜き・保存して、料理にどんどん活用していきましょう!

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家庭科

ザーサイに塩抜きは必須?おすすめの食べ方や保存方法も管理栄養士が詳しくわかりやすく解説

皆はザーサイは知ってるか?スーパーで瓶詰のものを見る機会はあるな。ですがザーサイの商品や形態によってはおいしく食べるための下処理が必要な場合があるんです。あと、ザーサイはご飯のお供のイメージもありますが、それだけじゃない。色んな料理の活用法や食べ方があるんです。そんなザーサイの食べ方や保存方法を管理栄養士のやっさんと一緒に解説していきます。

ライター/やっさん

管理栄養士とフードコーディネーター2級の資格を持ち、美味しいものに目がなく、特に白米が好き。ザーサイはご飯のお供のレギュラーメンバー。

ザーサイに下処理って必要なの?

ザーサイは漬物で、塩漬けにすることにより腐敗を防ぎ、長期間保存が可能な食べ物ですが、そのまま食べるととても塩辛く食べられません。そのため下処理として塩抜きが必要になります。ただし、商品によっては塩抜き不要でそのまま食べられるものもありますので、商品表示をチェックしてくださいね。

塩分が多いので塩抜きは必須!

ザーサイ100gあたりの食塩含有量が13.7gで、そのままだととても塩辛く食べられません。そこで適切な塩抜きの処理をすることで、おいしく食べられるほか、料理の味付けに程よい塩味を足してくれます。

塩水に漬けて塩抜きしよう

それでは、ホールタイプ・スライスタイプのザーサイの場合の塩抜き方法をご紹介します。

1.パックからザーサイを取り出し、軽く水洗いする。
2.ザーサイが十分に入る大きめのボウルに約1%濃度の食塩水を作る。(例:水1リットルあたり10gの食塩)
3.食塩水の中にザーサイを入れて約3時間~半日ほど置いておいておく。
4.塩抜きしたザーサイをザルにあげて水切りし、さらにキッチンペーパーで包み、水気を切る。

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なぜ、塩抜きに水ではなく食塩水を使うかというと、浸透圧を利用して塩抜きをするため

例えば塩分を多く含むザーサイを濃度の薄い食塩水に浸しておくと、ザーサイと食塩水が同じ塩分濃度になろうとして、ザーサイから塩分が抜けて食べやすい塩分濃度になります。このザーサイと食塩水が同じ塩分濃度になろうとする力のことを浸透圧というのです。

ザーサイのおすすめの食べ方は?

ザーサイは漬物としてそのまま食べるほかにも、料理にプラスして加えることでアレンジ可能です。今回は4種類のメニューをご紹介しましょう。

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