
端的に言えば日が浅いの意味は「日数が多く経っていない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
多くの学術書を読み、豊富な知識をもつハヤカワを呼んです。一緒に「日が浅い」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ハヤカワ
学術書を中心に毎年100冊以上の本を読む、無類の本好き。人にさまざまな影響を与える言語、それ自体に強い興味をもち、言葉の細やかな表現にも並々ならないこだわりをもっている。
「日が浅い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「日が浅い」の意味や語源・使い方を一覧でご紹介していきます。またその他「日が浅い」は分類としては日本語の慣用句であるという点も抑えておきましょう。
「日が浅い」の意味は?
「日が浅い」というキーワードを辞典・辞書・事典、ネット上の無料データベースサービス「コトバンク」で用語検索してみると、次のような記載があります。こちらの引用をまず確認していきましょう。
1.まだ日数が多くたっていない。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「日が浅い」
「日が浅い」はまだ日数が多くたっていないことを意味する慣用句です。ある物事を始めたり、ある状態になってから、まだ多くの日数が経過していないことを意味します。多くの日数が経過していないというニュアンスに注意しましょう。数日など、比較的少ない日数の経過を表します。
それほど日数を経ていないために、まだ経験が足りていないといった意味合いで使われることが多い言葉です。「日が浅い」は書籍・新聞等の文章中のほか、口語においても時折使われている表現となっています。この機会に「日が浅い」の意味・用法を確認しておき、自身の語彙力を高めていきましょう。
「日が浅い」の語源は?
次に「日が浅い」の語源を確認しておきましょう。残念ながら「日が浅い」の語源は現在はっきりとはしていません。「日が浅い」の語源ははっきりとはしていないと覚えておきましょう。「日が浅い」は「日」と「浅い」という2種類の単語を組み合わせて生まれています。
「日」はそのまま日数を意味する単語です。「浅い」は量・程度が少ないことを意味しています。「日が浅い」はこうした単語を組み合わせて、日数がまだそれほど経っていないことを意味する言葉となりました。単語それぞれの意味から、「日が浅い」の意味についてより深く理解していきましょう。
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