3分で分かるリラクゼーションとマッサージの違い!どちらが国家資格で健康保険証の対象になるの?文学部卒ライターがわかりやすく解説
ライター/海辺のつばくろ
半身不随になった祖父にリハビリの一環で、訪問マッサージを受けさせていた文学部卒のライター。
リラクゼーションとマッサージのざっくりとした違い
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リラクゼーション(英語:relaxation)は、日本語で骨休めや休養、癒やしといった意味。マッサージ(英語:massage)は筋肉などを揉むことをいいます。もともとの言葉の意味を考えると、やはり違いがありますね。
リラクゼーション:公的な資格がなくても施術可能
リラクゼーションは、疲れや緊張を軽減して心身を癒やすための施術です。民間資格で、特に国家資格は必要ありません。健康保険による給付は受けられないので注意しましょう。施術する店舗や国内外の各種学校などで数ヶ月~2年程度と一定期間研修をして、技術や知識を身につけるところが多いです。施術者のことをセラピスト(心身の不調を癒やす人)と呼ぶ場合も。手や器具などを使って施術します。
マッサージ:国家資格を有する人が施術
マッサージとは、病気や怪我などの治療や症状などの改善のために行うための施術。マッサージをする人のことをマッサージ師と呼びますよね。筋肉や皮膚を揉む、さする、なでる、軽く叩くなど手を使った技術が主です。
マッサージ師になるには、あん摩マッサージ指圧師という国家資格を取得する必要があります。まず国が指定する専門学校で3年(大学なら4年)規定の授業を受けて勉強することが条件。国家試験は12科目にわたる出題範囲からなり、合格率は約8割とのことです。
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