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ヤーコンの旬はいつ?選び方・種類も管理栄養士がわかりやすく解説

ヤーコンはどこで手に入る?

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ヤーコンはまだ流通量が少なく、見かけることは少ないかもしれませんね。旬の時期には大型のスーパーや農産物直売所、生産地の八百屋さんなどで販売しているので是非気にしてみてください。また、今ならネット通販を利用して購入する手もありますね。ヤーコン茶などの加工品も手に入りますよ。

食べ頃のヤーコンの見分け方

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ヤーコンを選ぶ際は、細すぎず太過ぎずすらっとしているものを選びましょう。また、表面に傷や割れが無いものがいいです。

ヤーコンは他の芋と違い、水分量が多いので、持った時に張りがあって重みがあるものを選ぶようにしましょう。柔らかく弾力があるものは水分量が減って食感が悪くなっている可能性があるので避けましょう。水分が多いヤーコンはとにかく乾燥に弱いです。保存する場合は、濡れた新聞紙などに1本ずつ巻いて冷蔵庫で保存します。

ヤーコンを栽培してみよう!

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低カロリーで栄養豊富、さらにいろいろな調理法で楽しめるヤーコン。なかなか簡単に手に入らないのが現状なので、家庭菜園でヤーコンの栽培に挑戦してみるのはいかがでしょうか?春に植え付けすると秋から冬には収穫できます。

ヤーコンは病害虫に強いため、無農薬で栽培することができるんですよ。最後にヤーコンの栽培方法について簡単に解説していきますね。

ヤーコンの育て方

ヤーコンは4月から5月ごろに植え付けします。ヤーコンの種芋か苗を購入して育てましょう。深さ10cmくらいで、苗間は50~70㎝空けて植え付けるといいです。

土が乾いているようなら水をたっぷりとあげましょう。ヤーコンは春や秋などの過ごしやすい時期に一番成長します。日当たりが良く風通しのいい場所がいいでしょう。丈夫な野菜なので、少ない肥料でも育ちますが、たくさん収穫したい場合は、植え付け時と追肥を月に1度ほど行いましょう。

家庭菜園でヤーコンの葉まで食べよう

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Edibleoffice投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

家庭菜園でヤーコンを育てると、市場ではなかなか入手できない葉も収穫することができます。葉は苦みがあるので、お茶として利用するのがおすすめ。

ヤーコンの葉はきれいに洗ってからレンジか蒸し器で蒸し、その後天日で乾燥させると簡単に作ることができます。ヤーコンの葉にはポリフェノールがたくさん含まれているので、ポリフェノールの抗酸化作用により、悪玉コレステロールの増加を防ぎ、血管の老化も防いでくれるので、動脈硬化の予防に効果があるんです。根の部分だけでなく、葉っぱの有効成分も摂取したいですね!

ヤーコンの美味しい時期に食べてみよう!

低カロリーで栄養豊富なヤーコン。調味料を選ばないので、和風、中華、洋風どのメニューにもアレンジ可能。ごま油で炒めたきんぴらも、棒状に切ってマヨネーズで和えたサラダも、青のり入りの衣で揚げた磯部揚げもお弁当のおかずやお酒のおつまみにピッタリ。また、薄く輪切りにして素揚げした「ヤーコンチップス」も低カロリーでおすすめのおやつです。

ぜひ旬の晩秋から冬にかけてヤーコンを探して買ってみてください。みずみずしくシャキシャキとした食感をぜひ楽しんでみてくださいね。気に入ったら家庭菜園にも挑戦してみましょう! 

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