MP4とM4Vの違いは?ファイルの質は変わる?再生できるデバイスやソフトもIT雑学ライターが詳しくわかりやすく解説
MP4:ほとんどのデバイス・ソフト
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MP4は汎用性が高く、ほとんどのデバイスやソフトで再生可能です。しかもパソコンやスマホのみに留まらず、携帯音楽プレーヤーや家庭用ゲーム機までにも及びます。また不特定多数の人の閲覧が見込まれる、YouTubeやニコニコ動画といった動画配信サイトでも見られるでしょう。
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M4V:iPhoneやApple Musicなど
M4Vを再生可能なデバイスやソフトは、iPhoneやApple Musicをはじめとする主にApple社が提供する製品やサービスです。もちろんApple IDなどを使って認証したデバイスやソフトでの再生に限定されていることが、一般的でしょう。ただし操作方法や設定によってはWindowsのパソコンでもM4Vのコンテンツが再生可能なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
MP4とM4VはDRMの有無が相違点だが互換性はある
ここまでみてきた通り拡張子がMP4のファイルには保護機能がなく、M4Vのファイルには細かく設定されています。M4Vのファイルには再生可能なデバイスやソフトに規定がありますが、MP4に変換することで規定に該当しないものでも再生可能になるでしょう。とはいえいずれのファイルを使う場合においても、著作権のルールを守って楽しみたいものですね。