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赤魚はダイエットや筋トレにおすすめ?栄養や効果効能も現役料理人がわかりやすく解説

赤魚の食中毒

赤魚の食中毒で考えられる原因は2つです。

・ヒスタミン食中毒‥舌がピリピリする・口や耳たぶの赤み・じんましん・頭痛・嘔吐・下痢
アニサキス症‥みぞおちの激しい痛み・嘔吐・下腹部痛

ヒスタミンは1時間以内、アニサキスは数時間から数日後に症状が出ます。ヒスタミン中毒の予防対策は、低温で保存し早めに食べることです。ヒスタミンは一度生成されると加熱調理でも分解できません。すぐに食べる予定がない場合は、冷凍品を購入しましょう。解凍時も冷蔵庫か流水に当てて、低温をキープします。

アニサキス予防は、60℃で1分以上加熱するか-20℃で24時間以上冷凍するのが効果的です。料理人がしめ鯖を作るときも、よほど新鮮でない限り業務用冷凍庫(-20℃〜-30℃)で丸一日寝かせます。

アレルギー症状が出ることも

魚介類のアレルギー症状は、口腔内(口から喉までの空洞部分)の違和感やじんましんなどです。魚介アレルギーは改善しにくく、アレルギーの原因物質(アレルゲン)はほぼすべての魚に含まれています。アラスカメヌケでアレルギー症状が出れば、モトアカウオでも出る可能性が高いです。赤魚には確実な検査方法がないため、アレルギー症状が連続する場合は食べるのを止めましょう。

妊婦さんや赤ちゃんは食べても大丈夫?

妊娠中は食べる量に気を付けましょう。赤魚に限らず、海水魚は水銀を含んでいるからです。自然界にもともと存在するもので、食物連鎖によって体内に取り込まれます。水銀の過剰摂取は、胎児に悪影響です。目安は1週間に約160g(およそ2切れ)まで。赤魚は水銀の含有量が少ないので、大量に食べなければ気にしすぎる必要はありません。

赤魚は離乳食に適した食材で、初期段階から使えます。低脂質なうえに、身離れがよくて食べやすいからです。硬い皮や骨は丁寧に取り除き、しっかり加熱しましょう。身がパサついてもおかゆやとろみ付けなどで、滑らかにすれば食べやすくなります。

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なるほど、アレルギー以外は特別に気を付ける必要はないようだな。鮮魚に対する正しい扱い方をすれば、問題はないということだ。むしろ赤魚の特徴は、妊娠中の食事や初期の離乳食に適していることがわかっただろう。

栄養豊富で体にいい赤魚を食べよう

赤魚の特徴や栄養と効能について、いろいろわかりました。赤魚は栄養価が高く、ダイエットや筋トレに効果的な食材です。アカウオとは正式名称ではなく皮が赤い魚の総称で、アラスカメヌケやモトアカウオがおもに流通しています。

クセのない味で身離れがよく、妊娠中の食事や離乳食にもおすすめです。値段も手頃なうえに、冷凍品なら長期保存できます。美味しくて栄養満点の赤魚を、食事のレパートリーに加えてみましょう。

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