家庭科

赤魚はダイエットや筋トレにおすすめ?栄養や効果効能も現役料理人がわかりやすく解説

1.免疫反応を調整するDHA・EPA

DHA・EPAは体内では作れない必須脂肪酸のひとつで、食品からの摂取が必要不可欠です。体の免疫反応を調整してアレルギー疾患や高血圧などを予防・改善する働きがあります。

DHA(ドコサヘキサエン酸)の効能は脳の情報伝達をスムーズにして、記憶力や認知機能にいい影響を与えることです。EPA(エイコサペンタエン酸)は生活習慣病の改善に役立つ成分として、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品に含まれています。

2.目や肌を健康に保つレチノール

レチノールのおもな効能は、目の機能維持と皮膚や粘膜を正常に保つことです。暗闇で視力を確保したり、感染症に対する防御や病原体への抵抗力を高めたりします。欧米ではスキンケア商品にも使われ、最近は日本でも美肌効果が注目されている成分です。

レチノールを含むビタミンAは、通常の食生活ならほぼ不足しません。肉や魚から摂取できるだけでなく、緑黄色野菜に含まれるベータカロテンが体内でビタミンAに変換されるからです。とくに人参はベータカロテンを豊富に含んでいます。

3.骨を丈夫にするビタミンD

ビタミンDの効能は、カルシウムの吸収を助け骨の成長を促進させることです。血中カルシウム濃度を調整して、健康で丈夫な骨や歯を作ります。もう一つの効能は、免疫機能の向上です。細菌やウイルスに対して、必要な免疫機能の働きを助けます。風邪やインフルエンザなどの感染症予防に効果的な栄養素です。

4.貧血予防に役立つビタミンB12

ビタミンB12の効能は、赤血球の生成やDNAの合成です。神経機能を正常に維持・回復するので、睡眠を促す効果があります。微生物の働きによって合成されるため、植物性食品にはほぼ含まれません。赤血球が不足すると、貧血を起こしやすくなります。

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赤魚には他にも優れた栄養素がたくさん含まれているぞ。ただし、栄養というのはバランスよく摂取してこそ意味がある。赤魚だけを食べていれば健康というわけではない。規則正しい食生活が何より大切だ。

赤魚を食べるときの注意点は?

image by iStockphoto

魚介類である赤魚を食べるときは、次の3つに注意しましょう。

・食中毒
アレルギー
・妊娠中・離乳食

アレルギー体質は個人差があるため、疑わしい場合は食べないことをおすすめします。食中毒や妊娠中の摂取・離乳食に関しては、正しく対処すれば問題ありません。

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