
例文2:I have two dogs, neither one can sit.
(訳:うちには2匹犬がいるが、どちらもお座りができない。)
neitherには、「どちらも~でない」という意味もあります。そのため、この例文のように一見、肯定文に見え、「どちらの犬もお座りができる」と解釈してしまいがちです。しかし、neither自体に否定の意味が含まれているので、否定形であることに注意しましょう。
例文3:A) I’m not ready to go out. B) Me neither.
(訳:A) 私はまだ準備ができていない。B) 私もまだ準備ができていない。)
否定文に対して同意する時にもneitherが使えるのでした。この例文のように、「me too」と似たような感覚で「me neither」と言えますよ。また、この他にも「neither V S」という文型にして同意を表すことも可能です。つまり、この例文の場合、Bさんは「me neither」ではなく、「neither am I」とすることもできます。
eitherとneitherの違いは肯定的か否定的か!
eitherは「どちらか一方」を選ぶ時に使われるのに対して、neither「どちらでもない」時に使われるのでした。また、eitherとneitherは否定文を同意する時に使うことができるという共通点もありましたね。両者の使い分けに慣れるには練習あるのみ!ご自身で例文をたくさん作ってマスターしてくださいね。