
eitherとneitherの例文とは?
ここまで、eitherとneitherの意味の違いについて解説しました。ここから、eitherとneitherを使った例文をご紹介していきます。ネイティブの人でも使い方を間違えやすいとも言われている、eitherとneither。練習を重ねれば慣れてくるので、例文を見てみたり、自分で作ってみたりしましょう。
eitherを使った例文

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eitherとは、2つの選択肢のうち「どちらか一方の」という意味でした。また、否定文に対して同意する時にも使われるのでしたね。そんなeitherを使った例文を3つ挙げます。eitherの正しい使い方に慣れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
例文1:You can either have beef or chicken.
(訳:ビーフとチキンのどちらかを選べます。)
either A or Bという文型になっていますね。この例文から、相手はビーフかチキンのどちらか一方のみを選択することが可能だとわかります。この例文は典型的なeitherを使った文になっているので、これを参考にしながらご自身で例文を作ってみてくださいね。
例文2:Do you know either of them?
(訳:2人のどちらかを知っていますか?)
この例文は、eitherを使った疑問文です。eitherは「2つの選択肢のどちらか」という意味でしたね。そのため、この例文のよう人数が明記されていなくても、文中から選択肢として2人(つ)しかいないということがわかります。
例文3:A) I’m not hungry yet. B) I’m not hungry, either.
(訳:A) 私はまだお腹が空いていない。B) 私もまだお腹が空いていない。)
AさんとBさんの会話です。BさんはAさんの否定文に対して同意していますね。Bさんの文のように否定文に同意する時は、「否定文+either」という文型になります。ただし、肯定文に対する同意に使われる「me too」と同じような感覚で「me either」と言うことはできないので注意しましょう。
neitherを使った例文
neitherは、2つの選択肢のうち、どちらでもないことを表す時に使われるのでした。ここでは、neitherの基本的な使い方と、否定文に対して同意する時のneitherを使った応答の仕方について解説します。
例文1:I neither drink nor smoke.
(訳:私はお酒も飲まなければタバコも吸わない。)
これは、「neither A nor B」というneitherを使った代表的な例文です。ここで、orではなくnorであることに注意しましょう。eitherとneitherを置き換えるだけで、全く意味が異なってきます。そのため、eitherとの違いを意識しながら、neitherを使った英文を探したり作ったりしてくださいね。
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