うなぎにはどんな栄養が含まれてるの?特徴や効能・注意点も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!
うなぎを食べるとどんな効果があるの?
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うなぎは古くから滋養強壮食品として、薬膳的にも様々な効果があるとして食されてきました。まだ、栄養学が確立されていない時代から活用されていたうなぎの効果を知れば納得できますよ!
1.滋養強壮
滋養強壮とは、身体の弱いところを栄養素で補い、体質を改善して強い身体をつくることです。うなぎはビタミンAをはじめ、B1、B2、D、E、カルシウム、鉄などをバランスよく含んでいる優れた食品になります。栄養満点で、スタミナ食といわれるのも納得できますよね。特にビタミンAには身体の抵抗力を高める効果がありますので、病気にかかりにくい身体づくりに必要です。
2.疲労回復
うなぎには、ビタミンB1が多く含まれ、このビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える過程に大きく関わっています。また、体内に乳酸などの疲労物質がたまるのを防ぎ、疲労回復を助けてくれるのです。
さらに、精神安定作用があるので、イライラを抑え、精神的な疲労を軽減する効果も期待できます。疲労で蓄積した活性酸素を減らす効果があるビタミンAも疲労回復に一役買っていますよ。
3.美容効果
うなぎはコラーゲンを含んでいます。皮の部分はもちろん、身の部分にもコラーゲンが含まれているのです。ツヤやハリ、潤いのある肌を保つために有効な成分ですよ。ビタミンAやビタミンB2には皮膚や粘膜の新陳代謝を促進する働きがあり、若々しく健康な肌を維持することに役立っています。
うなぎを食べる時に気を付けることは?
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うなぎを食べる時に気を付けることってあるのか気になりませんか?次は注意点について解説します。
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1.必ず加熱して食べよう!
うなぎの表面にあるぬるぬるの成分は、ムチンという糖を多量に含むたんぱく質です。保湿機能が高いぬめりをまとうことで皮膚呼吸を可能にしています。また、うなぎは海水と淡水を移動して成長するので浸透圧の影響を受けないようにする役割をムチンが果たしているということです。
うなぎにとっては、ムチンがとても重要な働きをしていますが、そのムチンに毒性があることはあまり知られていません。また、うなぎの血液にも毒があります。
うなぎの毒は、いずれもたんぱく質性であるため、熱に弱いのが特徴です。このような理由から、生で食べる刺身が流通せず、加熱処理がされているかば焼きや白焼きが主流になっています。
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