この記事ではパイナップルの種類について見ていきます。日本国内で食べられているパイナップルは、ほとんどが輸入されているんです。温暖な気候でしか育たないパイナップルは、国内だと沖縄と一部の地域でしか育たない果物なんです。そのパイナップルですが食用だけでも200種類以上があると言われていて、食用以外にも観賞用のパイナップルもあるみたいです。今回はそんな南国を代表するフルーツ、パイナップルの種類や違いについて確認しつつ、フードアナリストのコナパパと一緒に解説していきます。

ライター/コナパパ

フードアナリストのコナパパと申します。エスニック料理店で働いていた経験があり、東南アジアに旅行に行くのが大好です。常夏のその土地で食べる南国フルーツ達は格別に美味しく感じるんですよね。今回は、日本ではおなじみの南国フルーツ、パイナップルについてご紹介します。

パイナップルの旬と産地

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日本のスーパーなどで買えるパイナップルは、そのほとんどが輸入品なんです。しかも、フィリピンからの輸入が大半をしめているんですよ。近年は台湾からも輸入されるようになったパイナップルですが、ここでは原産地や美味しい季節はいつなのか解説していくので、ぜひご覧ください。

パイナップルの美味しい季節はいつ?

国内に出回っているほとんどのパイナップルは旬がありません。それはなぜかというと、フィリピン産だからです。フィリピンは一年を通して高温多湿で、年間の平均気温が26.5℃にもなり気温の変化があまりない国なんですよ。日本のように四季がなく、一年中常夏のフィリピンから、安定して輸入されているパイナップルには旬がないんですね。

国産にも目を向けると、沖縄県産では4月から6月頃が旬とされています。沖縄も暑いイメージがありますが、冬になると15℃以下まで気温が下がることもあるので、沖縄県産のパイナップルは4月頃から8月頃までしか収穫されていないんですよ。

パイナップルの原産地はどこ?

パイナップルップルの原産地は中南米のブラジルとされています。そのため、主な生産地は赤道あたりに多く集まっていて、2019年の生産量トップ3は1位コスタリカ、2位フィリピン、3位ブラジルです。ちなみに日本は55位でそのほとんどが沖縄県で栽培されているんですよ。日本にフィリピン産のパイナップルが多く輸入されているのは地理的にも近いのが理由なんです。

パイナップルの種類ってどれくらいあるの?

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パイナップルにどれくらいの種類があるか知っていますか?ここでは、スーパーでよく見かける種類、近年よく見かけるようになった台湾産、国産の珍しいパイナップルなどについてご紹介します。

国産のパイナップルってあるの?

日本でもパイナップルは生産されています。そのほとんどが沖縄県産で、石垣島や本島北部の限られた土地でしか生産されていません。

沖縄のほかには鹿児島県で栽培されていますが、2019年の生産量では沖縄県が99.9%、鹿児島県が0.01%という数字で極わずかです。

パイナップルの栽培は土壌と気候に影響されます。土壌は酸性で赤土の水はけが良い土地が不可欠になり、気候は30℃ほどの暑さが必要になので、日本国内では限られた土地でしか栽培出来ないのです。国産のパイナップルは生産量がそもそも少ないのと、糖度が高く味が抜群に美味しいので、価格は少々高めになっているんですよ。

\次のページで「世界にパイナップルってどれくらいの種類があるの?」を解説!/

世界にパイナップルってどれくらいの種類があるの?

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パイナップルは世界中に食用だけでも200以上のさまざまな種類が存在します。16世紀頃、原産地のブラジルからヨーロッパ方面に伝わったことで、急速にアジア、アフリカの熱帯地方にも伝わり、世界の各地でさまざまな種類のパイナップルが栽培されるようになりました。

日本には19世紀前半頃に伝わり、小笠原諸島と沖縄で栽培が始まります。

実は食用のパイナップルの他にも、鑑賞用のパイナップルもあるんですよ。こちらは食用を品種改良し観賞用にしたものです。熟してくると甘い香りがするのは食用と同様で、果実部分が赤、緑、黄色などになりとても可愛いですよ。

1.甘みが強くジューシーなゴールデンパイン

ゴールデンパインはデルモンテ社が独自開発した品種で、名前の通り黄金色の果肉をしています。以前のパイナップルは青い状態で収穫され、日本に輸入されるので渋みが強かったのですが、ゴールデンパインは熟れた状態で収穫、出荷をするので甘みが強く、ジューシーで香りも豊かでバランスが良いのが特徴の品種。

パイナップルジュースにもよく使われており、スーパーでもよく見かける日本人にも馴染みのあるパイナップルですよ。

2.芯まで食べられる台湾パイナップル

台湾パイナップルは芯まで食べられるのが特徴です。他のパイナップルの芯は硬くて食べられませんが、台湾パイナップルは芯も柔らかく、外側の皮以外を食べられるので可食部分が多くなります。なぜ芯まで食べられるのかというと、水や肥料を極力与えないで完熟させているので芯まで柔らかくなるとか。

台湾はパイナップルを生産している他の国と比べても日本に近いので、しっかりと熟されたパイナップルが輸入されるため、甘みも強いんですよ。

3.ちぎって食べるスナックパイン

スナックパインとは台湾原産のボゴールパインという品種です。このパイナップルはスナックのようにちぎって食べられることからこの名前がついたとか。ひとまわり小さいサイズのこのパイナップルは、沖縄でも少量ながら栽培されており、希少価値が高いんです。

食べ方は、お尻を切り落とし、そこから節を一つずつちぎって食べていきます。最後に芯が残りますが、芯の部分も甘みが強く、カットして食べられるんですよ。

パイナップルの選び方を教えて

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スーパーなどでパイナップルを購入するとき、「すぐには食べないだろうから、少し青みがかったものを買っておいて常温において食べ頃まで待とう」と思った人はいませんか?メロンやバナナなどはそうすると美味しくなりますが、パイナップルは置いておいても美味しくはならないんですよ!ここではパイナップルの適切な選び方について解説していきます。

\次のページで「パイナップルの食べ頃はどうすればわかるの?」を解説!/

パイナップルの食べ頃はどうすればわかるの?

出来ることなら、誰でも甘くてジューシーなパイナップルを選びたいですよね?そんな時は色、香り、形、重みの4つのポイントを確認してください。

まず色ですが、皮が青いものより黄色やオレンジになっている方が、中の果実も熟している可能性が高くなります。葉の部分は、濃い色のほうがより太陽の光をたくさん吸収している証拠ですよ。

次は香りです。熟してくると果実の下の方から甘い香りがしてきます。香りが弱いと熟してない可能性もありますよ。また冷蔵庫で冷えてるとあまり香りを感じないので、常温の状態で試してみましょう。3つ目は形です。糖分は果実の下側に貯まるので、下側がふっくらしていた方が甘い可能性が高いんです!

最後に重さですが、パイナップルを持ったとき見た目よりも重く感じたら果汁を多く含んでおりジューシーな果実、逆に軽く感じると果汁が少なくジューシーさに欠ける傾向なので、ぜひ参考にしてくださいね。

どんなパイナップルが良いの?

パイナップルはお店で売られている状態が一番良い状態とされています。ですので購入してから、すぐに食べるのが美味しい果物なんです。まるごと果物を買ってくると、何でも常温で放置してしまいがちですが、パイナップルはバナナやメロンのように常温で2,3日置いておいても、甘みが増したり、美味しくなる果物ではないんですよ。

パイナップルは収穫してから熟成するの?

パイナップルは収穫して幹から取ってしまうと、柔らかく黄色っぽく色はかわりますが、あとから甘さが増えることはありません。それはなぜかというとパイナップルの糖分は幹のデンプンから作られるからです。

果物には追熟という熟成方法があります。追熟とはバナナがわかりやすい例ですが、食べ頃になる前のものを買ってきても、2,3日常温に置いておくと熟れてきて、甘さや美味しさが増す熟成方法です。しかしパイナップルは収穫してしまうと、その効果がなく見た目は緑から黄色っぽく変わってきますが、追熟して甘みが増すことはありません。

そうなると、家で放置しておいても熟成することはないので、お店で売っている状態がすでに食べ頃になるので、なるべく熟れている状態のものを買った方が良いということですね。もしすぐに食べない場合は、冷蔵庫で保存してくださいね。

美味しそうなパイナップルを選んでみよう!

美味しいパイナップルの選び方について解説してきてきました。

パイナップルは収穫するとそこからは追熟しないので、なるべく熟したものを購入したほうが美味しいということですね。選び方については4つのポイントがあり、色、香り、形、重みが重要なので購入する際は、このポイントをチェックしてみて下さいね。

200種類以上も種類があるので今回紹介出来なかったものもありますが、ぜひ比較して色々と食べてみて、美味しいパイナップルを探してみてください。

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家庭科

パイナップルってどんな種類があるの?旬や選び方もフードアナリストがわかりやすく解説

この記事ではパイナップルの種類について見ていきます。日本国内で食べられているパイナップルは、ほとんどが輸入されているんです。温暖な気候でしか育たないパイナップルは、国内だと沖縄と一部の地域でしか育たない果物なんです。そのパイナップルですが食用だけでも200種類以上があると言われていて、食用以外にも観賞用のパイナップルもあるみたいです。今回はそんな南国を代表するフルーツ、パイナップルの種類や違いについて確認しつつ、フードアナリストのコナパパと一緒に解説していきます。

ライター/コナパパ

フードアナリストのコナパパと申します。エスニック料理店で働いていた経験があり、東南アジアに旅行に行くのが大好です。常夏のその土地で食べる南国フルーツ達は格別に美味しく感じるんですよね。今回は、日本ではおなじみの南国フルーツ、パイナップルについてご紹介します。

パイナップルの旬と産地

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日本のスーパーなどで買えるパイナップルは、そのほとんどが輸入品なんです。しかも、フィリピンからの輸入が大半をしめているんですよ。近年は台湾からも輸入されるようになったパイナップルですが、ここでは原産地や美味しい季節はいつなのか解説していくので、ぜひご覧ください。

パイナップルの美味しい季節はいつ?

国内に出回っているほとんどのパイナップルは旬がありません。それはなぜかというと、フィリピン産だからです。フィリピンは一年を通して高温多湿で、年間の平均気温が26.5℃にもなり気温の変化があまりない国なんですよ。日本のように四季がなく、一年中常夏のフィリピンから、安定して輸入されているパイナップルには旬がないんですね。

国産にも目を向けると、沖縄県産では4月から6月頃が旬とされています。沖縄も暑いイメージがありますが、冬になると15℃以下まで気温が下がることもあるので、沖縄県産のパイナップルは4月頃から8月頃までしか収穫されていないんですよ。

パイナップルの原産地はどこ?

パイナップルップルの原産地は中南米のブラジルとされています。そのため、主な生産地は赤道あたりに多く集まっていて、2019年の生産量トップ3は1位コスタリカ、2位フィリピン、3位ブラジルです。ちなみに日本は55位でそのほとんどが沖縄県で栽培されているんですよ。日本にフィリピン産のパイナップルが多く輸入されているのは地理的にも近いのが理由なんです。

パイナップルの種類ってどれくらいあるの?

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パイナップルにどれくらいの種類があるか知っていますか?ここでは、スーパーでよく見かける種類、近年よく見かけるようになった台湾産、国産の珍しいパイナップルなどについてご紹介します。

国産のパイナップルってあるの?

日本でもパイナップルは生産されています。そのほとんどが沖縄県産で、石垣島や本島北部の限られた土地でしか生産されていません。

沖縄のほかには鹿児島県で栽培されていますが、2019年の生産量では沖縄県が99.9%、鹿児島県が0.01%という数字で極わずかです。

パイナップルの栽培は土壌と気候に影響されます。土壌は酸性で赤土の水はけが良い土地が不可欠になり、気候は30℃ほどの暑さが必要になので、日本国内では限られた土地でしか栽培出来ないのです。国産のパイナップルは生産量がそもそも少ないのと、糖度が高く味が抜群に美味しいので、価格は少々高めになっているんですよ。

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