学問雑学

中学と高校の違いとは?勉強内容や指導教員も現役大学院生がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では中学と高校の違いについてみていくぞ。どちらも学生が勉強するための教育施設だが、どのような違いがあるのだろうか。実は、両者の間には学習内容や指導者、サポートの仕方などに違いがあるようだ。高校への進学を考えている人は特に気になることだろう。
今回はそんな中学と高校の違いについて、いくつかのポイントをおさえながら、雑学好き現役大学院生ライターのききと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/きき

植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。

中学と高校の違いについて

私たちには教育を受ける義務があり、小学校や中学校、高校など様々な教育機関を経て成長します。日本では中学までを義務教育と定めており、誰もが中学課程を修了する必要があるのです。一方、高校は中学と異なり、義務教育には当たらないので、進学しないという人もいるでしょう。そんな中学と高校にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、両者の違いについて、勉強する科目や教員、生活面に触れながら詳しく解説していきます。

違い1:勉強する科目

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中学と高校の1つ目の違いは、勉強する科目です。義務教育の一環である中学では、誰もが必要とする計算や言葉などの知識を学びながら、考え方も身に付けていきます。一方、高校では、生徒の高校卒業後の進路先に合わせた科目を勉強しなければなりません。

ここから中学と高校の科目について詳しく解説していきます。

中学:全ての生徒が同じ授業を受ける

中学では全ての生徒が同じ科目を勉強します。中学で学ぶ主要科目は「国語」「数学」「理科」「社会」「英語」の5科目。また、それらに加えて体育や音楽、家庭科などの授業もありますよ。中学までは義務教育なので、人間として生きていく上で必要最低限の科目について学ぶことになるのです。

高校:進路によって科目を選択できる

高校で学ぶ科目は、中学と比べて圧倒的に高難易度に。高校は、生徒が学ぶために自主的に進学したことになります。そのため、教えられる科目の内容がより細かく、難しくなるのです。さらに、高校では以下のように主要5科目が細分化され、より専門的に科目を勉強することになります。

また、多くの高校では大学受験に向けて、文系コースと理系コースに分けるクラス分けを実施。生徒自身が受験に必要な科目を選択して受講しなければなりません。

国語:現代文、古典、言語文化など
数学:数学1、数学2、数学3、数学A、数学B、数学C
理科:物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物
社会:地理(A/B)、日本史(A/B)、世界史(A/B)
英語:英語表現、英語会話、コミュニケーション英語

違い2:指導する教員の特徴

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中学と高校の2つ目の違いは、指導する教員の特徴です。教員免許はもちろん、生徒への接し方にも少しずつ異なってきます。ここでは、中学校と高校の教員が取得している教員免許についてと、生徒との関係について解説していきますね。

中学:「中学校教諭」を持つ教員が指導する

中学で指導する教員は、「中学校教諭一種免許状」や「中学校教諭二種免許状」、もしくは「中学校教諭専修免許状」という普通免許を取得した人だけがなることができます。いずれかの免許を持っている人は、「義務教育に欠かせない科目を指導できる人」ということになりますね。

また、中学では科目指導はもちろん行いますが、生徒に対する生活面の指導も教員の重要な役割です。人間として最低限必要な学力や考え方、行動、態度などを生徒に教えます。

高校:「高等学校教諭」を持つ教員が指導する

高校では、中学校と比べてより難易度の高い教科を学ぶのでした。そのため、指導する教員は、「高等学校教諭一種免許状」もしくは「高等学校教諭専修免許状」という普通免許を取得した教員しか、高校生を指導することができません。

また、高校生は中学生と比べて、何事に対しても解決する能力が身に付いています。そのため、教員は生徒に対して中学生ほど介入してくることはありません。高校では、大人になる練習段階として、様々な問題への対処法を身に付けると良いでしょう。ただし、どうしても解決することが難しいことは、必ず先生に助けを求めてみてくださいね。

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