くるみの旬はいつ?どんな種類がある?選び方のポイントも元保育士がわかりやすく解説
ライター/榎木えふ
現在は我が子の育児を楽しむ元保育士。ナッツの中ではくるみが大好き。大容量のものを買うので、おいしさのあまり食べ過ぎてしまうこともしばしば。長らく食育に携わった経験を踏まえて食に関する知識をわかりやすく発信していく。
くるみの旬はいつ?主な産地は?
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くるみはいつ旬を迎えるのでしょうか。また、国内で有名なくるみの産地についてもみていきましょう。
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くるみの旬は秋!
くるみをはじめとするナッツ類には栗やギンナンも含まれているため、秋に採れるイメージがあるかもしれませんね。そのイメージ通り、くるみは9~10月頃の秋に旬を迎えます。
栽培方法や保存技術の向上によって一年中手に入るくるみですが、実際にくるみの木が実をつけるまでには6~8年という長い年月がかかりますよ。やっと実をつけた1本の木からは、年間で約1,500個以上もの実が採れると言われています。
日本では長野県が生産量No.1
くるみの国内生産量は1位が長野県。2位青森県・3位北海道と続きます。長野県にある現在の東御市というところで大正天皇が即位した記念に全戸にくるみの苗木が配られ、栽培を奨励されたできごとが一大産地への歩みのきっかけと言われていますよ。
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日本で市販されているむき身のくるみはほとんどがアメリカのカリフォルニア産、または中国産です。くるみの世界の国別生産量は1位が中国・2位アメリカ・3位イランとなっていますよ。
くるみの健康効果に注目が集まってスーパーフードと呼ばれるようになった勢いとコロナ禍による自炊の増加や健康意識の高まりを受けて、くるみの輸入量は増加傾向にあります。2020年のカリフォルニア産くるみの総輸入量は2019年に比べて9.7%増と、過去最高記録となりました。
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