美味しくたけのこを食べたい!おすすめの食べ方・下処理・保存方法も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!
ライター/いわ さゆこ
4人の子を持つ主婦ライターいわさゆこです。趣味は料理と読書。好きなたけのこ料理は、定番のたけのこご飯と天ぷらです。たけのこの時期になると知り合いの竹やぶにたけのこ堀りに出かけます。子供たちは掘るのは楽しみですが食べるのは苦手。細かく刻んで色々な料理へ変身!たくさん獲れるので保存方法を駆使して使い切る献立を考えていますよ。
たけのこを美味しく食べるために下処理の方法を知ろう!
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生たけのこはきちんとアク抜きをしてから食べましょう。自分で下処理をすることで、水煮のたけのことは違う風味や味わいを楽しめますよ。ここでは、3つの方法でのアク抜き処理のコツやポイントをご紹介します。
その1.米ぬか
米ぬかを使う方法は、最も広く知れ渡っており、生のたけのこと一緒に米ぬかを販売していたり、無料でつけてくれるお店もありますね。たけのこは泥を綺麗に洗い流して、外側の硬い皮を数枚剥きます。水にたけのこと米ぬかと唐辛子を一緒に入れて茹でていきましょう。鍋を中火~強火にかけ、沸いたら落としぶたをして火加減を調整してください。
煮汁が吹きこぼれない程度に、鍋肌がグツグツ沸いている状態を保てるといいです。たけのこをゆでている間に、蒸発して水が減ってくるので、確認しながら適宜水を足し入れることを忘れずに行ってくださいね。
たけのこの大きさにもよりますが1時間~2時間程度が目安になります。目安の時間が経過したら、太い部分に串を刺して火通りを確認しておけば安心ですね。茹で上がったたけのこをすぐに鍋から出すのではなく、鍋ごとゆで汁に浸かった状態で冷まします。
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その2.重曹
重曹を使っての下処理は、米ぬかよりも手軽です。皮を剥いて切ったたけのこなら時間を短縮できます。重曹は、水1リットルに対し小さじ1の割合で入れて下さい。重曹をたくさん入れすぎるとたけのこが茶色に変色してしまうことがあります。茶色になっても体には無害なので食べられますよ。
水、重曹、唐辛子を入れ鍋を火にかけ、時々火加減や水の減り具合を確認します。水が減っていたら、足しましょう。たけのこにスッと竹串が入る程度に茹で、茹でたらあがったら、火を止めそのまま半日程度自然に冷まします。
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その3.酢
どこの家庭でも常備されている調味料なので一番手軽に行えます。茹でる直前に皮を剥いて半分に切っておきましょう。水1リットルにつき、酢50cc程度です。
鍋にたけのこと酢を入れて沸騰までは中火から強火、その後は弱火で竹串が刺さる程度に茹でてください。茹でたたけのこを鍋のまま冷まし、半日ほど置いた後、茹で汁を捨て、新しい真水にたけのこを漬けてさらに半日程度置いて下処理の完了です。
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