
カリフラワーは生でも食べられる?おすすめの食べ方や下処理・保存方法も管理栄養士が詳しくわかりやすく解説

白色でブーケのような形をした野菜のカリフラワーだが、下処理や保存の方法、そして食べ方について基本的なことを知っているか?
カリフラワーの豊富な栄養を最大限に活かしながら、美味しく食べる方法やコツを主婦歴26年の元管理栄養士mimikaと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mimika
主婦歴26年の元管理栄養士。趣味は家庭菜園。新鮮野菜やハーブの素材を生かした調理が好き。「食べるもので体は作られる」という思いから、家族の健康を思い食材の持つエネルギーを生かした料理をモットーにしている。これらの経験を生かして、食にまつわる様々な知識や疑問を,わかりやすく紹介・解説していく。
茹でたてのカリフラワーは、ホクホクしていて、何もつけなくても、甘くておいしい。なんだかホッコリとする。
カリフラワーの下処理の仕方は?

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カリフラワーって、ブーケのようにこんもりとしたひとかたまりになっていますよね?どのように下処理をすればよいのか、迷ったことはありませんか?実は大きく分けて2つの方法があるんです。ここからは、カリフラワーの上手な下処理の方法をご紹介します。
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カリフラワーの上手な洗い方
カリフラワーの葉を、つけ根部分から手でちぎり取ったり包丁で切り落とし、茎の部分も切り落とします。水を張ったボールやビニール袋に、つぼみ(こんもりとしたブーケの部分)を入れて揺すりながら洗い、茎や蕾の間のホコリや汚れなどを取り除きましょう。この時たっぷりの水につけてよく洗ってください。
1.丸ごと下処理をする
カリフラワーの下ゆでで一番おすすめなのは、カットせずに丸ごと鍋でゆでる方法です。手順は以下をご覧ください。
1.鍋にカリフラワーがつかるくらいの湯をはり、1〜2%の塩(2Lに対し大さじ1ほど)と、小麦粉(小さじ2)を入れ沸騰させます。
2.洗った丸ごとのカリフラワーを茎が下になるように1分ゆで、さらに上下をひっくり返してゆでます。
3.茎に竹串をさしてみて少し手ごたえがあるくらいまでゆでましょう。ザルにあげて冷ましたら、茎の根元に包丁を入れ小房に分けます。
カリフラワーは加熱しすぎるとボロボロに崩れたりするため、少しかためにゆでるのがポイントです。予熱で柔らかくなるので、ザルに上げたらうちわなどであおいで早めに冷ましましょう。
小麦粉を入れるのは白く仕上げるためのコツ!旨みを閉じ込め、アクを吸い取るメリットもあります。小麦粉はレモン汁か酢(小さじ2)に置き換えてもよいでしょう。また、塩を入れることでカリフラワーの甘みが適度に引き出されます。
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