
たけのこに含まれる栄養成分は?効果・効能や注意点も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!

食べる際の注意点なども料理が趣味のママライターいわさゆこと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/いわ さゆこ
4人の子を持つ主婦ライターいわさゆこです。趣味は料理と読書。毎年春になると知り合いの竹やぶにタケノコ堀りのに出かけるんです。しばらくタケノコ料理が続くので飽きないように保存してレシピを考えています。好きな献立は定番のたけのこご飯です。お好みできのこをプラスすると旨味がアップします。
たけのこってどんな食材?

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たけのこは、イネ科タケ亜科タケ類に分類される野菜です。竹の地下茎から出る若芽の部分のことを指します。たけのこはアクが強く、えぐ味があるのが特徴で、そのまま食べると苦味を感じるので、調理の前に下処理が必要になる場合がほとんどです。
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たけのこの栄養成分は?
たけのこにはどんな栄養成分が含まれているのでしょうか。主な栄養成分を4つご紹介します。
1.タンパク質
たけのこには様々な栄養が含まれていますが、その1つにたんぱく質があります。たんぱく質は肉や魚に多く含まれているので、野菜であるたけのこに含まれているのは意外に感じる方も多いかも知れませんね。タンパク質の働きは筋肉や臓器を作る成分になるなど、人間の体を作る上で重要な役割を持つ栄養素です。
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2.カリウム
カリウムには塩分を排泄する役割があるので、体に必要な塩分量を調整して、高血圧の予防に効果を発揮します。足などのむくみをとる作用もありますよ。その他、神経や筋肉の収縮に関わっており、体液のPHバランスを保つ役割も果たしている栄養素なのです。
3.チロシン
チロシンとは、タンパク質の元となるアミノ酸の一種であり、人体にとって有用な働きを持っています。チロシンはドーパミンという神経伝達物質を合成する際に必要になり、脳を活性化しストレスの緩和や集中力を高める等の効果があると言われているのです。
たけのこの水煮によく見られる白い粉のようなものを見たことがありませんか?その正体はチロシンが結晶化したもの。害はないので、洗い流さずそのまま調理して大丈夫ですよ!
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