雑学

3分で分かる「姫」と「王女」の 違い!使えるのはどんな身分の女性?間違いやすい姫の使い方についても文学部卒のライターが詳しくわかりやすく解説

『姫』の意味
(名詞)
1.女子の美称。
2.貴人の娘。姫君。
3.近世上方で、遊女のこと。
(接頭語)
物の名前に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。

出典:コトバンク 『デジタル大辞泉』小学館

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姫は身分の高い人の娘を指すだけでなく、女性をたたえる意味や物を表すために使うこともあるのだな。古語ではあまり良くない意味で例えられることもあり、安土桃山時代や江戸時代などの近世の作品を読む場合には注意が必要だ。現代で姫の間違いやすい使われ方についてみていこうか。

姫の間違いやすい使い方

image by iStockphoto

近年では、『オタサーの姫』といったように、地味で男性が多いサークルなどの団体に女性が加入してアイドル的な人気を受ける使い方もありますね。ある意味女性への美称とも言えるのですが、使い方に間違いがある例も。注意したい姫の使い方について、紹介します。

1.「一姫二太郎」子供が生まれる順番

「一姫二太郎」とは、理想的な子供の生まれる順番を表した慣用句最初の子供は女の子で、二人目の子供は男の子のほうが育てやすいという意味です。平成12年度(2000年度)に行われた「国語に関する世論調査」では、約3割の人が、子供は女の子1人で男の子が2人の3人兄弟が理想的と誤答。理想的な子供の人数と男女構成だと勘違いしていたとのことです。

2.自分の娘を「うちの姫が~」というのはNG

SNSなどで見られるのですが、自分の娘やペットの写真を撮って「うちの姫が~した」とメッセージを載せることがあります。親しい方へ軽くふざけてみせたり、ネット上の軽いジョークで書き込みしたりしているなら微笑ましいですね。

でも、目上の人への話し言葉や、手紙や挨拶状などで「うちの姫が」とは使わないほうが無難です。姫は身分が高い娘という意味があるため「自分の娘を高めているの?親ばかもいい加減にしたら」と馬鹿にされる恐れもあります。

\次のページで「王女は王の娘を表すが、姫は身分の高い人の娘以外にも使えるところに違いがある」を解説!/

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