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牛乳にはビタミンも豊富だった!特徴や栄養、身体との関係も管理栄養士が分かりやすく解説

豊富に含まれる栄養素とその効能とは?

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牛乳にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。成長期の子どもたちが給食で毎日飲んでいるのもその栄養価の高さからですよ。牛乳を飲むことによってどのような効能があるのか詳しく見ていきましょう。

1.現代人の貴重なカルシウム源

牛乳1杯(200ml)には日本人に必要なカルシウムの約1/3量が含まれています。これは他にもカルシウムが多いとされているひじきの1食量(約5g)の3倍にもなるのですよ。日本人のカルシウム平均摂取量は推奨されている量を毎年下回っています。牛乳を心がけて飲むことでカルシウム不足を補うことができますね。

カルシウムは骨や歯を丈夫にする働きに加えて、筋肉の収縮や怪我をしたときに血液を固める働きを助けていますよ。カルシウム摂取量が少なくなると骨のカルシウムを使って骨以外の働きに使用されます。そのため骨粗しょう症のリスクを高めてしまうのです。成長期だけでなく生涯を通してカルシウムの摂取を心がけてくださいね。

2.良質なたんぱく質

牛乳には良質なたんぱく質が含まれています。これは体内で合成できない「必須アミノ酸」や、筋肉を作るのに役立つ「分岐鎖アミノ酸」をバランス良く含むからです。

たんぱく質といえば身体を作る栄養素ですが、ホルモンや免疫物質の材料にもなっていますよ。不足することで筋肉量が落ちたり体調が崩れやすくなるといった不調が出てくるので注意が必要です。

3.エネルギー代謝を助けるビタミンB群

牛乳にはビタミンB群も多く含まれていますよ。特にビタミンB2とビタミンB12は牛乳を1杯飲むことで1日の1/4量を補えます。

3大エネルギー源(たんぱく質、脂質、糖質)はビタミンB群が不足するとスムーズに代謝することができません。せっかく摂取してもエネルギーに変えることができないと疲労の原因となってしまいます。他にも赤血球を生成したり皮膚や粘膜の代謝を促進するといった様々な働きがありますよ。ビタミンB群は摂取できる食品が限られているので牛乳は貴重な栄養源ですね。

4.免疫力を高めるビタミンA

牛乳にはビタミンAも多く含まれている栄養素です。ビタミンAの効能は多く、成長期の子どもたちに欠かせない栄養素ですよ。

免疫力を高める働きに加えて成長の促進、皮膚の粘膜や視力を正常に保つといった働きがあります。脂溶性ビタミンなので上限量が定められていますが牛乳を日常的に飲む程度であれば問題はありません。サプリメントで摂取する場合には過剰摂取にならないよう注意してくださいね。

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成長期に必要な栄養素が詰まっているからこそ牛乳は給食に欠かせない存在だということが分かったぞ。乳アレルギーの子どものためには豆乳で代用されている所もあるようだ。次は牛乳と身体の関係について見ていくぞ。

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