牛乳にも旬があった?成分や殺菌方法の種類も管理栄養士が分かりやすくわかりやすく解説!
2.乳脂肪分が高いジャージー種
イギリスのジャージー島が原産のジャージー種は淡い褐色をしています。日本ではホルスタイン種の次に飼育量が多い種類です。乳量は年間約4,000㎏とホルスタイン種より少なめですが乳脂肪率が5%と高くコクがあるのが特徴ですよ。暑さには比較的強い体質です。
3.加工乳製品に向いているブラウンスイス種
ブラウンスイス種はその名の通りスイスが原産国です。灰色がかったブラウン色をしていますよ。日本では約1,000頭飼育されています。乳量は年間約4,800㎏で乳脂肪分が4%程度。たんぱく質の含有量が多いのでバターやチーズに向いています。穏やかな性格をしているアルプスの名牛ですよ。
牛乳の種類を知って自分好みのものを選ぼう!
日ごろ何気なく購入していた商品もパッケージをよく見ると「牛乳」ではないかもしれません。最近では消費者の幅広いニーズに合わせて加工乳や成分が調整された牛乳が多く出回っています。ご自分の求めている商品を見つけるためにも、購入する際は原材料や商品名を確認してみてくださいね。希少とされている種類の乳牛や殺菌方法の牛乳を選んでみるのも新しい発見があるかもしれませんよ。