
牛乳にも旬があった?成分や殺菌方法の種類も管理栄養士が分かりやすくわかりやすく解説!

ライター/ツキアオイ
1児の母として育児に奮闘中の管理栄養士ライター。ジェラートは必ずミルク味を選ぶほどの牛乳好き。病院や介護施設での経験を活かし、食に関して分かりやすく解説する。
牛乳は季節によって味が違う?

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一年中飲まれている牛乳ですが、季節によって味が変わることは知っていましたか?その味の変化には乳脂肪量が関係しています。夏の牛乳は乳牛が水分をたくさん摂るのでさっぱりした味わい。一方で冬の牛乳は乳牛が脂肪を蓄えようとするので濃厚な味わいなのですよ。
好みにもよりますが、春秋の牛乳は脂肪分のバランスが良いので旬だとする酪農家さんもいます。季節によって変わる牛乳の味わいを楽しんでみてくださいね。
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牛乳は6種類に分けられる!

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店頭に多くの種類が並ぶ牛乳ですが、成分によって6種類に分類されています。パッケージをよく見ると異なる表記がされているので、購入する際はよく確認するようにしてくださいね。ここから詳しく見ていきましょう。
1.生乳のみでできている牛乳
正確に言うと「牛乳」と表記できるのは牛の生乳のみでできているものです。水などを加えることは禁じられており、生乳を加熱殺菌してパック詰めします。乳脂肪分や無脂乳固形分の%表示に「以上」と書かれているのは季節によって成分が変動するためですよ。
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