美味しいキムチが食べたい!キムチの旬・保存方法やおすすめの食べ方も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!
ライター/いわ さゆこ
4人の子を持つ主婦ライターいわさゆこです。趣味は料理と読書。キムチは中学生の息子が好きで常備しています。そのまま食べてもよし、トッピングや調理の具材としても活躍するキムチ。美味しいだけではなく栄養価も高いところが嬉しいです!
キムチには種類があるの?
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キムチには、さまざまな具材を使ったものがあり、その数は200種類以上あると言われています。白菜のキムチ、きゅうりのキムチ(オイキムチ)、大根のキムチ(カクテキ)などは有名ですよね。
また、焼き肉屋さんでは、海鮮キムチや山芋キムチなどを提供しているお店もあるようです。韓国式で作られるキムチと、和風キムチ(浅漬けキムチ)にも違いがあります。どんな違いがあるのかみていきましょう。
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韓国式と和風キムチの違いは?
韓国式のキムチと和風キムチの違いは、主に乳酸発酵の有無にあります。韓国式のキムチは発酵食品で、毎日徐々に発酵が進む生きた食品です。酸味、発酵臭、香辛料や魚介の香りが混ざった強い臭いをともなうことから、日本では好みが分かれるかも知れません。
日本では、白菜の塩漬けに唐辛子などの調味料を加える方法でもキムチが作られており、浅漬けキムチ、和風キムチなどと呼ばれます。こちらはおつまみ感覚でぱくぱく食べられますね。
キムチはどこで買えるの?
辛い物が食べたくなる夏も、鍋がおいしい冬も重宝するのがキムチですよね!味はメーカーによって千差万別です。使っている食材も異なりますので、好みや食べ方によって選びましょう。スーパーでの取り扱いがない商品も通販で入手可能です。その際は実際に手に取ってみることができませんので、食材や賞味期限、内容量などをしっかり確認してから購入するよようにしてくださいね。
キムチに旬はある?
キムチは主に野菜が原料ですから、使う野菜の旬の時期に美味しくなります。 夏のきゅうりは瑞々しいですし、白菜は冬の時期が甘みもあり最も美味しいです。一般的にはキムチは冬に美味しいといわれています。夏の暑い時期に比べて、寒い時期に漬けたキムチはゆっくりと時間をかけて発酵し、味に深みが出て美味しくなるという理由からです。
韓国では白菜キムチ作りに適しているのは、最低気温が0℃以下、平均気温が4℃以下の日が続いている頃で、この時に漬けたキムチが最もおいしいのだとか。時期を逃すとキムチが凍ってしまうので、ソウルではだいたい11月の終わりから12月の第1週頃が目安になるそうです。
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どんなキムチが美味しいの?食べごろのキムチはここをチェック!
キムチは発酵タイプと非発酵タイプの2種類あるのをご存じでしょうか?発酵キムチとは、塩漬けした白菜などに薬味を加えて、低温で発酵させたものです。 それに対し、非発酵キムチとはキムチ味の調味料に野菜を漬けたものを指します。
発酵キムチは乳酸発酵を行っているため乳酸菌が多く、発酵が進むと味が変わってくるのが特徴です。時間経過と共に酸っぱくなりますが腐っているわけではありません。酸っぱさが苦手な方は加熱料理に使用することで美味しく食べられますよ。
調味料で漬け込んだ非発酵キムチは、時間経過で発酵や熟成をせずに腐敗するので、韓国式のキムチとは区別されます。パッケージに食べごろの記載があれば、ほぼ発酵キムチですので、キムチ選びの参考にして下さい。熟成の目安として、冷蔵庫保管で4~10日ほどが食べごろです。また、熟成し少し酸味がでてくる2週間頃が、もっとも栄養価が高く美味しいといわれています。
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