キムチってどんな食材?栄養成分や効能・注意点も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!
その2.カプサイシン
カプサイシンと言う言葉はよく聞きますが、それが何なのかよくわからないという方は意外と多いようですね。カプサイシンは唐辛子の辛味となっている成分で、カプサイシノイドと呼ばれる炭素・水素・酸素・窒素からなる天然の有機化合物の一つです。
その3.ビタミンB群
ビタミンB群はエネルギー代謝の補助をする酵素として働いています。代謝が円滑に進むための潤滑油のようなものです。糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われません。身体に必要なエネルギーを効率的に作りだすために欠かせない栄養素なのです。
また、ビタミンB群はコラーゲンの生成やDNAの合成を助けたり、脳の神経伝達物質をつくりだす過程にも関わっている大切な栄養素となります。
その4.βカロテン
β-カロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で、抗酸化力を持つ栄養素です。体内では必要量に応じてビタミンAに変換され、ビタミンAとしても効果を発揮します。粘膜や皮膚、免疫機能を強化する働き、有害な活性酸素から体を守る働き、視力を維持する役割などを担っているのです。
その5.食物繊維
キムチには、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は水に溶けにくく、腸内で水分を吸収して便を増やす作用があるのです。便が増えることで大腸を刺激し、排便が促されるので便秘の解消効果があります。また、糖質の吸収を穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑えてくれる働きもありますよ。
\次のページで「1.腸内環境の改善」を解説!/



