3分でわかるSRAMとDRAMの違い!リフレッシュ処理って何?特長や用途の違いも現役エンジニアがわかりやすく解説
そんな「メモリ」には「SRAM」と「DRAM」という種類がありますが、いったいこの2つの違いは何なんでしょうな。
今回は「SRAM」と「DRAM」の違いについて、現役エンジニアのおおつけと一緒に解説していきます。
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
そもそもRAMって何?
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パソコンを購入すると、必ず中に入っているパーツがメモリという記憶装置です。このメモリは「SRAM」と「DRAM」に大別されます。しかしまず「RAM」が何なのかわからない人も多いでしょう。ここではまず「RAM」の概要について解説していきます。
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RAM:データに直接アクセスできるメモリ
そもそも「RAM」とはCPU(パソコンの脳みそ的なパーツ)から直接データにアクセスできるメモリのことです。例えて言うならCDやDVDは曲を選んで再生できますが、VHSやカセットテープは巻き戻しなどが必要なため曲を選んで再生できませんよね。「RAM」は前者のようにアドレス(メモリ上の住所)に各データを保存することで、アクセスを容易にしているメモリなんです。そのため高速な処理が可能になります。
CPUからの命令は優先度が高く高速な処理が求められるため、パソコンの処理スペックに直結しているパーツなんです。
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SRAMとDRAMの違い
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「RAM」が何を意味しているかをご理解いただけたところで、何となく「SRAM」と「DRAM」が「RAM」から派生した言葉だというイメージはついたのではないでしょうか。では具体的に「SRAM」と「DRAM」の違いに迫ってみましょう。
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