3分でわかるマゼンタとピンクの違い!マゼンタとフクシアは同じ?色の三原色や花の色の由来も文学部卒ライターがわかりやすく解説
マゼンタと似ているピンクとの違い
服やバッグ、ベルトなどのファッション小物で、マゼンタと似ているピンクもあります。両者の区別が難しいと感じることもあるでしょう。間違いやすいフューシャピンク、ショッキングピンクとマゼンタの違いについて説明します。
1.マゼンタとフューシャピンクとの違い
フューシャはフクシアのことで、赤紫色の花からきています。フクシアは花の色に個体差があり、ピンクがかった派手な赤紫の花の色がフューシャピンクということ。服や小物の色を区別する場合、赤みが強いほうをマゼンタ、青みが強いほうをフューシャピンクと表すようです。
2.マゼンタとショッキングピンクとの違い
ショッキングピンク(shocking pink)は名前の通り、人に衝撃を与えるほど度肝を抜かれるような鮮やかな印象のピンクのこと。1930年代に活躍したパリのデザイナーのスキャパレリによって付けられた色の名前です。具体的な色の定義はありません。
ただ、マゼンタよりも赤みが強く、日本でいうところの看板で使われるネオンサインのピンク(蛍光ピンク・ネオンピンク)が近いのかもしれません。
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マゼンタは赤紫色でピンクは淡い赤色全般という違いがある
マゼンタは人目をひく鮮やかな赤紫色。一方、ピンクは赤に白が混じった淡い赤色全般のこと。ピンクの中ではフューシャピンクがマゼンタに近い色合いだと言われています。