
3分でわかるマゼンタとピンクの違い!マゼンタとフクシアは同じ?色の三原色や花の色の由来も文学部卒ライターがわかりやすく解説

ライター/海辺のつばくろ
カラーコーディーネートに興味があり、マゼンタはどんな色だっけと疑問に思った文学部卒ライター。
マゼンタとピンクの違いはどんなところ?

image by iStockphoto
マゼンタというとどんな色と一口では言い表せない方もいるでしょう。ファッションやデザインなどに興味がある方であれば、とても濃いピンクのような派手な色を思い浮かべ、ピンクの仲間の色というイメージがあるかもしれません。
ピンクは赤に白が混ざった色で、濃いものから薄い色まで数多いです。青みがかった紫よりのパープルピンク、黄みの強いサーモンピンク、赤みが強いコーラルピンクもあったりと色味の幅も広いですね。マゼンダとピンクはどのような違いがあるのでしょうか。
こちらの記事もおすすめ

3分で分かるバイオレットとパープルの意味と違いは?紫色やラベンダー・モーヴとの違いも文学部卒のライターが詳しくわかりやすく解説!
マゼンタの特徴と名前の由来
マゼンタは鮮やかな赤紫色のこと。1859年に開発された合成染料です。名前の由来はイタリアのマジェンタ”Magenta”という地名から。同じ年にマジェンタの戦いで、イタリアとフランスの連合国がオーストリア・ハンガリー帝国に勝利したことにちなんで新たに命名されたといわれています。
フランス軍の兵隊がマゼンタの戦いで、派手な赤紫色の制服を着て勝利したからという説も。マゼンタはとても縁起の良い色なのですね。
ピンクの特徴と名前の由来

image by iStockphoto
ピンク(pink)は一般的に赤色と白色を混ぜて作る柔らかい色調の赤、薄く淡い赤を指します。ピンクの名前の由来はなでしこの花で、なでしこやカーネーションなどのナデシコ科に属する花のイメージ。なでしこの花びらがギザギザになっているところから、英語の”pinking”(紙や布の端をギザギザに切る)を縮めて名付けられたという説も。
日本語では桃色と訳すこともありますが、ピンクより赤みが強めの色を指すことが多いようです。バラ科の桃の花の色をイメージするとわかりやすいかもしれません。
\次のページで「マゼンタは色(色材)の三原色のうちの1つ」を解説!/