美味しい海ぶどうが食べたい!海ぶどうの旬や下処理・保存方法・おすすめの食べ方も主婦歴15年のママライターが詳しくわかりやすく解説!
ライター/いわ さゆこ
4人の子を持つ主婦ライターいわさゆこです。趣味は料理と読書。海ぶどうを沖縄で食べて以来、かわいい見た目と食感が楽しくて大好きになりました。ハレの日などの料理に活用しています。
海ぶどうの旬はいつ?
養殖の海ぶどうは1年を通して生産されています。生育に適した水温は24℃前後で、房が充実しておいしく食べられる時期としては春・秋。夏の暑い時期は海水温が上がってしまい房が痩せ、冬は気温が低すぎてしぼんでしまいます。天然の海ぶどうは4~10月の間の限られた地域でしか収穫できないため、かなり珍しいようです。市場に出回っているほとんどが養殖なんですよ。
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分布地域と生産地は?
海ぶどうは熱帯・亜熱帯地方でしか生息しておらず、日本では沖縄をはじめとする南西諸島、国外では東南アジアやオセアニア等の沿岸の浅い砂底地に分布しています。宮古地方で古くから食用海藻として活用されていましたが、沖縄県全域に普及したのは1989年に恩納村漁協によって陸上養殖技術が開発されて以降のことだそうです。
新たな品種「海ゴーヤー」って何?
沖縄県の養殖センターにて、外国から輸入した海ぶどうの中に1本だけ変わった形の種を発見。これを別で栽培したところ、新たな品種ができました。それが海ゴーヤー誕生のきっかけとなったそうです。海ぶどう一つ一つの粒を細長くしたような形をしており、見た目がゴーヤに似ていることからその名がつけられました。食感は、海ぶどうよりも歯応えがあるそうですが、味はほぼ同じのようです。
海ぶどうは、イワズタ科イワズタ属に属する海藻の一種で、正式名称は「クビレズタ」、海ゴーヤーも同じイワズタ科イワズタ属に属している「フサイワズタ」という海藻なんですよ。
新鮮でおいしい海ぶどうはどう選ぶ?
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せっかく食べるなら新鮮でおいしい海ぶどうが食べたいですよね。でも、どのようなものが新鮮でおいしいのかなんてわからない。そんなあなたにポイントをお伝えします。
海ぶどうはどこで買えるの?
海ぶどうは、沖縄でしか手に入らないわけではありません。取り扱いがあるスーパーマーケットも増えています。また、ネットショッピングやお取り寄せで簡単に購入できますよ。生のもの以外にも塩漬けにされたものならば、保存期間が長く設定されています。
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