3分でわかるJavaScriptとjQueryの違い!jQueryはもう使わない?jQueryに代わるライブラリも現役エンジニアがわかりやすく解説
jQueryを使うメリット
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「JavaScript」と「jQuery」の違いおよび関係性についてはおわかりいただけたと思います。実は「jQuery」のライブラリは「JavaScript」だけではありません。ここでは数多のライブラリの中で「jQuery」を使うメリットについて解説していきます。
1.コード効率化
例えば複雑な計算処理をシステム開発の度に実装するのは時間もコストもかかりますよね。しかし代表的な計算処理がまとめられている「jQuery」を使用することで、その実装を省略することができるんです。またソースも短くなるので読みやすく、バグも起こりにくくなります。
2.ブラウザごとの差異が起こりにくい
ブラウザとはWebサイトを閲覧するためのアプリケーションのことで「Google Chrome」や「Windows Edge」などがあります。これらのブラウザはたくさんのベンダー(開発会社)が独自に開発しているため、同じWebサイトを開いても各ベンダーのブラウザごとに表示や挙動が異なることも。
「jQuery」はクロスブラウザという、ブラウザごとの差異を抑える設計で開発されています。よって「jQuery」を使うことでブラウザごとの差異を気にせずコーディングできるんです。
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jQueryが使われなくなっているって本当?
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ここまでの解説を読んで「jQuery」の魅力は十分感じられたはずです。しかし驚くべきことに、年々「jQuery」は使用されなくなっているという事実があります。一体なぜそんなことが起こったのでしょうか。ここでは「jQuery」が使われなくなっている理由について解説します。
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