
3分でわかる4KとフルHDの違い!画質が良いのはどっち?特長や互換性も現役エンジニアがわかりやすく解説
家電量販店などで製品を眺めているときに、この2つの違いがわからず迷った人もいるんじゃないか?
今回は「4K」と「フルHD」の違いについて、現役システムエンジニアのおおつけと一緒に解説していきます。
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
4KとフルHDの違い

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テレビやモニターなどのディスプレイ機器を購入するとき、価格やサイズと同じくらい意識するのが「4K」か「フルHD」かですよね。ですが実際のところ、この2つの違いがよくわかっていない人も多いはず。ここでは「4K」と「フルHD」の違いについて解説していきます。
4K:解像度が3840×2160
「4K」は解像度が3840×2160で出力できる規格のことです。「K」は末尾3桁の0を省略した表現、つまりは1000倍を表す記号。1000mが1kmと言い換えられるのと同じですね。実際の横の解像度は3840なので厳密には「3.8K」となるところですが、繰り上げて「4K」としています。一般的に高精細ディスプレイと呼ばれるものは「4K」以上です。
フルHD:解像度が1920×1080
これに対し「フルHD」は「フルハイビジョン」とも呼ばれ、解像度が1920×1080です。「HD」は「High Difinition」、つまり高解像度の略で、ハイデフという呼称もあります。スマホなどのモバイル端末で使われることが多いです。「4K」と同様の考え方をするのであれば、「フルHD」は「2K」であるとも言えます。
画質が良いのはどっち?

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「4K」と「フルHD」の違いについてわかったところで、次に気になるのははたしてどちらのほうが画質が良いかですよね。むしろ一番気になる所ではないでしょうか。ここでは両者の画質について解説していきます。
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