言葉雑学

3分でわかる「超える」と「越える」の違い!年齢にはどちらを使う?雑学好きライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。日常生活の中で混同しがちな「超える」と「越える」。
使用頻度の高い動詞だが、この表記の違いに違和感を覚えた人もいれば、何となくで使ってきた人もいるだろう。
今回は両者の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

「超える」と「越える」の違い

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「超える」と「越える」。どちらも漢字を含めた動詞で、似たような意味の言葉と言えます。この2つの明確な違いを答えられる日本人はそこまで多くないでしょう。ここでは「超える」と「越える」の違いについて、おおまかな意味を元に解説していきます。

超える:基準を上回る

「超える」は一定の基準点を上回ることを指します。英語で表現すれば「over」です。例えば「人口が100万人を超える」などのように使います。「超える」は基準点を含まないので、100万人ちょうどでは「人口が100万人を超える」と言いません。「以上」ではないということですね。特に数字や数量に用いられることが多い表記です。

越える:通り過ぎる

これに対して「越える」は一定の基準点を通過点とすることを指します。「超える」は上回るでしたが、「越える」は通り過ぎると言った方が適切でしょう。英語で表現するなら「through」と言ったところでしょうか。

例えば「峠を越える」という表現は、もともと山岳のいただきを通り過ぎることから、転じて物事のピークを乗り切ることを指しています。また「一線を越える」と言うのは、心の中のどうしても譲れない限度を通過すること。かなり怒り心頭なときに使う表現です。

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「超える」はある基準点を上回ることで、「越える」はある基準点を通り過ぎることを差すんだな。基準点そのものを目的とするか、基準点を通過点と捉えるかでニュアンスが異なるようだ。

2つの使い分け方は?

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「超える」と「越える」の意味の違いがわかったところで、気になるのは両者の使い分けですよね。日常生活のいろいろな場面で、どちらが適切なのか悩むこともあるでしょう。ここでは「超える」と「越える」の使い分け方を解説していきます。

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