シリアルとパラレルの違いとは?直列と並列?特徴や利用例・メリットもプログラマーがわかりやすく解説
内部ではパラレルも多いが、外部とはシリアルが主流
シリアルはデータを1ビットずつ順番に送る方式です。一方、パラレルは複数のビットをまとめて送ります。そのため、パラレルの方が通信速度が速いです。しかし、まとめて扱うがゆえの制約もあります。
昔のパソコンはプリンタなどの他の機器と接続するために、用途に応じてシリアルとパラレルを使い分けました。本来はパラレルにしたほうがまとめてデータを送信できるので速くなります。しかし、技術が発達した結果、パラレルのデメリットがメリットを上回ってしまいました。そのため、今ではパソコンやスマホと別の機器をつなぐ時はシリアルであるUSBケーブルを使います。一方、そういう制約が少ない内部では高速性を重視したパラレルです。特性に応じて使い分けているのですね。