どちらも似た名前ですが、この2つの違いをはっきりと説明できる人は少ないはずです。
今回は「高等専門学校」と「専門学校」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していくぞ
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
高等専門学校と専門学校の違い
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街中で見かける「高等専門学校」と「専門学校」という看板。両者の違いはいったい何なのでしょうか。もしかしたら、どちらかの学校を卒業したものの違いが分からないという人もいるかもしれませんね。ここではこの2つの違いを解説していきます。
高等専門学校:中学校卒業後に入学できる
「高等専門学校」は高等教育かつ職業教育を行う機関です。「高専」という略称でも呼ばれます。ちなみに高等教育とは普通教育(義務教育)より高度かつ専門的な教育のことで、職業教育とは専門職への就職に必要な技能教育のこと。「高等専門学校」の特長としては、中学校を卒業した人が対象できるということです。修業年限は一般的に5年となっています。
専門学校:高校卒業後に入学できる
「専門学校」も高等教育かつ職業教育を行う機関であることは共通しています。しかしこちらは高等学校(高校)を修了した人のみが対象です。また修業年限は学校や学科、課程などによって異なります。ほとんどの学校が1~4年であることが多いようです。就職のサポートや、資格取得のための試験対策なども行っている学校も。また定時制など柔軟な履修体制が整っている学校もあります。
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