家庭科

フランボワーズは輸入が多い?珍しい品種や美味しい果実の見分け方も果物大好きパティシエが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。フランボワーズは市販のお菓子やデザートの風味として珍しい果物ではないが、フレッシュのものが食卓に並ぶことはあまりない…それはなぜだろう?その答えの一つに、生の果実として市場に出回ることが少ないからだ。今回の記事では、その理由に目を向けてみよう。また、美味しいフランボワーズの入手方法や選び方、あまり知られていない品種の数々も果物大好きパティシエのmei.mと一緒に詳しく解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/mei.m

15年近くウェディングケーキを作ってきたパティシエで、現在は2児のママ。フルーツが大好きで、味見と称して様々な果物を食べてきました。フランボワーズは、デコレーションからムース・アイス・ソースetcにも使い、いつも隣にあった果物です。

フランボワーズの産地と旬

image by iStockphoto

スーパーであまり見かけることのないフランボワーズですが、少ないながらも出回っているフランボワーズのおよそ99%以上が輸入品です。手に取るフランボワーズはほとんどと言っていいほど輸入のものなのですね。しかも生鮮で輸入されるものは少なく、その多くが冷凍、もしくはピューレ状にすでに加工されています。

では、どのような地域で作られているのか、世界と日本のフランボワーズ生産事情について見てみましょう。

世界のフランボワーズ栽培

まずは世界のフランボワーズの生産高を見てみましょう。

順位:国名/生産量(トン)
1位 :ロシア/174,000
2位 :メキシコ/128,848
3位 :セルビア/120,058
4位 :アメリカ/102,510
5位 :ポーランド/75,660

世界ではロシアが第1位で、そのシェアは全体の20%以上を占めています。量だけだとピンときませんが、日本国内の果物生産高で置き換えてみると、ぶどうの国内総生産高が約174,700トン、イチゴが約161,800トンと1位のロシアと同じくらいの量でしょう。世界ではポピュラーな果物だということが分かりますね。

輸入フランボワーズの産地・旬

続いて、日本に輸入されているフランボワーズの輸入先と旬を見てみましょう。

輸入先:輸入量(トン)/旬の時期
アメリカ:310/4月~9月頃 
メキシコ:177/10月~5月頃

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