この記事ではアプリとソフトの違いについてみていきます。どちらもパソコンやスマホで使うものというイメージあるよな。
混同して使われがちなこれらの言葉ですが、機能面や操作性で色々と違いがあるみたいです。今回はそんなアプリとソフトの言葉の意味を確認しつつ、両者の違いを会社員webライターれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤務する傍ら執筆活動を続けるwebライター。得意分野はITはもとより、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。趣味でIT関連の学習をしており、学んだ内容をもとに本記事を執筆していく。

アプリとソフトの大まかな違いは?

アプリはソフトと呼ばれるものの種類の1つで、ユーザーが目的に応じて任意で使います。そのためアプリと他のソフトでは、機能やユーザーの操作性などが違うでしょう。しかしパソコンやスマホなどのデバイスが正常に動作するためには、両者がきちんと連動することが欠かせません。

違いその1.意味

現代の日常生活によく馴染んだアプリとソフトは、そもそも何を指す言葉でしょうか。本項ではアプリとソフトの意味の違い、及び具体例を確認していきましょう。

アプリ:アプリケーションソフトウェアの略

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アプリとは「アプリケーションソフトウェア」という言葉の略語です。応用のソフトという意味を示し、SNSやwebブラウザ、メモや計算機として使うものがよく知られています。スマホやタブレットの普及にともない日常的に耳にするようになった言葉ですが、パソコンで使われる文書作成や表計算用のものもアプリの一種です。

ソフト:ソフトウェアの略

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ソフトとは「ソフトウェア」の略称で、コンピュータや周辺機器そのものを指したハードウェアの対義語として使われるようになりました。具体例には前述のアプリはもちろんWindowsをはじめとするOS(オペレーティングシステム)なども含まれ、パソコンの内部で動作するプログラム全般と言えるでしょう。

中でもOSは「基本ソフトウェア」と呼ばれ、「応用ソフトウェア」がアプリを示すのに対する対比関係が成立しています。

違いその2.機能

アプリとソフトでは担っている機能の範囲が違います。本項では両者の関係性にも言及しながら、機能に関して比較していきましょう。

アプリ:ユーザーの目的に応じたもの

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アプリにはユーザーの目的に応じた機能が備わっており、ユーザーは目的に合わせて任意のアプリを選択、操作していきます。一見似たようなアプリでも細かく仕様が異なっている例も多く、使い勝手やニーズに応じたインストールや設定ができるでしょう。

また使用するOSの種類ごとに開発されているのが一般的で、ダウンロード及びインストール時に該当のアプリがOSに適合しているかの確認が必要です。つまりOSに適合しているものをインストールすることにより、アプリは正常に機能するのでしょう。

\次のページで「ソフト:制御・管理などを含めた幅広い機能」を解説!/

ソフト:制御・管理などを含めた幅広い機能

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ソフトの機能はアプリとして扱われているものはもちろん、ハードウェアの制御や管理、ネットワークへの接続に関するものまで多岐に及びます。またユーザーによるアプリの操作に連動して動くケースも多く、アプリ同士を連動させる役割を持つものもあるでしょう。

特にOSはアプリが動作する土台にあたるため、インストールするアプリに適合したバージョンになっている必要があります。新しいアプリを試すことが多い場合、こまめにアップデートをしておくことがおすすめです。

違いその3.操作性

アプリと他のソフトでは、ユーザーの操作性が違います。本項では両者のインストールやアップデートに関することを比較しながら、両者の操作性についてみていきましょう。

アプリ:ユーザーが直接操作

アプリはユーザーが直接操作できるものがほとんどで、インストールやアップデートも任意のことが多いでしょう。パソコン購入時にはOSと最も互換性のあるものがインストールされているケースが多いですが、後から類似のアプリを使用するのも可能です。

またアカウント認証など複数のアプリで連携を取る場合、2つ目のアプリが自動で立ち上がることもあります。この場合それぞれのアプリのバージョンが適合していることにより連携がスムーズになるため、その点も踏まえてアップデート情報はチェックしておきましょう。

ソフト:他のソフトやシステムと連動するものもある

ソフトはアプリをはじめとする他のソフトやシステムと連動することもあり、ユーザーが直接操作しないものも存在するでしょう。中でも制御関連のソフトはデバイスに組み込まれていることもあり、ユーザーの目的の種類に関係なく動作し続けます。

また実際に操作していないからといってソフトをやみくもに削除してしまうのは早計で、重要なアプリが正常に動作しなくなるリスクがあるでしょう。またソフトのアップデートは外部との接続やデバイスの安全性の点でも、こまめに行うことが推奨されています。

アプリやソフトと似た言葉は?

前項までで解説したアプリやソフトと似た言葉を耳にし、違いに疑問を持った方もいることでしょう。本項ではアプリやソフトとともに使われがちな言葉を解説していきますので、参考にしてみてください。

\次のページで「1.ハードウェア:コンピュータや周辺機器」を解説!/

1.ハードウェア:コンピュータや周辺機器

ハードウェアという言葉は、コンピュータの本体及びマウスやキーボードなどの周辺機器を示したものです。ソフトウェアがパソコン内で動くもの全般を指すのと、ちょうど対の関係になっている言葉でしょう。

2.システム:仕組み・OS

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システムとは一般的に一連の仕組みを指す言葉ですが、コンピュータ用語としてはOSを指す場合もあります。例えばコンピュータで文字を入出力する部分を指す場合、キーボードの入力を機械語に変換してさらにディスプレイに表示するまでのことを言うでしょう。

また「システムレポート」や「システムアップデート」などの言葉に含まれるシステムは、OSを指していることが多いです。

3.プログラム:処理の流れを示したもの

プログラムはあるコンピュータ処理をする流れを示したもので、これらがうまく噛み合うことによってソフトが動作します。プログラミング言語を使って、システムに対する1つ1つの指示を詳細に記述されているでしょう。つまり一連のソフトはプログラムの集合体と言えるのです。

アプリとソフトは機能や操作性が違う

ここまで述べた通りアプリはソフトの一部ですが、アプリと他のソフトでは機能やユーザーの操作性が違います。特にコンピュータの土台部分にあるソフトは、アップデートをこまめにすることをはじめとした管理が特に重要でしょう。両者の違いを踏まえた上でソフトをカスタマイズし、快適にデバイスを使いましょう。

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雑学

アプリとソフトの違いは?スマホやタブレットで使うのはどっち?ハードウェアやシステム、プログラムとの違いも会社員webライターが詳しくわかりやすく解説

この記事ではアプリとソフトの違いについてみていきます。どちらもパソコンやスマホで使うものというイメージあるよな。
混同して使われがちなこれらの言葉ですが、機能面や操作性で色々と違いがあるみたいです。今回はそんなアプリとソフトの言葉の意味を確認しつつ、両者の違いを会社員webライターれおな=007と一緒に解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤務する傍ら執筆活動を続けるwebライター。得意分野はITはもとより、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。趣味でIT関連の学習をしており、学んだ内容をもとに本記事を執筆していく。

アプリとソフトの大まかな違いは?

アプリはソフトと呼ばれるものの種類の1つで、ユーザーが目的に応じて任意で使います。そのためアプリと他のソフトでは、機能やユーザーの操作性などが違うでしょう。しかしパソコンやスマホなどのデバイスが正常に動作するためには、両者がきちんと連動することが欠かせません。

違いその1.意味

現代の日常生活によく馴染んだアプリとソフトは、そもそも何を指す言葉でしょうか。本項ではアプリとソフトの意味の違い、及び具体例を確認していきましょう。

アプリ:アプリケーションソフトウェアの略

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アプリとは「アプリケーションソフトウェア」という言葉の略語です。応用のソフトという意味を示し、SNSやwebブラウザ、メモや計算機として使うものがよく知られています。スマホやタブレットの普及にともない日常的に耳にするようになった言葉ですが、パソコンで使われる文書作成や表計算用のものもアプリの一種です。

ソフト:ソフトウェアの略

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ソフトとは「ソフトウェア」の略称で、コンピュータや周辺機器そのものを指したハードウェアの対義語として使われるようになりました。具体例には前述のアプリはもちろんWindowsをはじめとするOS(オペレーティングシステム)なども含まれ、パソコンの内部で動作するプログラム全般と言えるでしょう。

中でもOSは「基本ソフトウェア」と呼ばれ、「応用ソフトウェア」がアプリを示すのに対する対比関係が成立しています。

違いその2.機能

アプリとソフトでは担っている機能の範囲が違います。本項では両者の関係性にも言及しながら、機能に関して比較していきましょう。

アプリ:ユーザーの目的に応じたもの

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アプリにはユーザーの目的に応じた機能が備わっており、ユーザーは目的に合わせて任意のアプリを選択、操作していきます。一見似たようなアプリでも細かく仕様が異なっている例も多く、使い勝手やニーズに応じたインストールや設定ができるでしょう。

また使用するOSの種類ごとに開発されているのが一般的で、ダウンロード及びインストール時に該当のアプリがOSに適合しているかの確認が必要です。つまりOSに適合しているものをインストールすることにより、アプリは正常に機能するのでしょう。

\次のページで「ソフト:制御・管理などを含めた幅広い機能」を解説!/

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