3分で分かる臨時職員と非常勤職員の違いとは!特徴や派遣社員との違いも公務員の非正規雇用について文学部卒のライターが詳しくわかりやすく解説!
ライター/海辺のつばくろ
公務員の勤務の仕方が気になる学生時代の春休みに税務署でアルバイトをしたことのある文学部卒のライター。
臨時職員と非常勤職員について
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臨時職員と非常勤職員は、地方自治体の役所などで非正規雇用されている職員のこと。給料はパートタイマーのように時給で計算されることが多いです。ただし、両者は仕事内容や労働時間、雇用期間などについて細かい違いが見られます。
臨時職員の特徴
臨時職員について、4点ほど特徴を挙げていきます。
1.緊急の採用
臨時職員は正規の公務員が一時的に休暇を取るなどして欠ける場合に、緊急で採用される職員のこと。例えば、正規雇用の職員が産前産後休業や育児休業などで休みを取っている場合などが考えられますね。その休みを取っている人の代わりに補充して採用される人のことをいいます。
2.勤務期間は6ヶ月が基本
臨時職員の勤務期間は基本的に6ヶ月。ただし、1回の更新が認められ最大で1年間勤務することもできます。人によっては1年間が過ぎても、一定期間退職してから、再雇用することもあるとのこと。
3.フルタイム勤務
臨時職員は地方公務員法22条によって任用されます。職に就いている間は、正規雇用の職員とほぼ同じような立場で働くため、フルタイムで勤務し、配属先によっては残業を依頼されることもあるようです。仕事の内容は一般事務職員のアシスタント業務が主で、コピー取りやパソコンを使った文書などの作成補助、備品管理などがあります。
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