この記事ではパスタとマカロニの違いについてみていきます。イタリア料理と言えばパスタやマカロニを思い浮かべる人は少なくないでしょう。イタリアでは古くから食べられている伝統的な料理です。実はマカロニとパスタは、全く異なるものですが、両者の違いや関係性が曖昧になっている人もいるでしょう。
今回はそんな、ややこしいパスタとマカロニの違いや調理方法について、雑学好き現役大学院生ライターのききと一緒に解説していきます。

ライター/きき

植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。

マカロニとパスタの違いとは?

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美味しく手軽に食べられる食品として挙げられるマカロニやパスタ。みなさんも、マカロニやパスタを一度は耳にしたり、口にしたりしたことがあるでしょう。

しかし、両者にはどのような違いがあったり、どのように定義づけられていたりするのか、あやふやになっている方も少なくないでしょう。ここでは、そんなマカロニとパスタの違いついて解説していきます。今後の料理や食事の場面で生かすことができるかもしれませんね。

パスタ:小麦粉で練った食品の総称

パスタとは、小麦粉で練った食品全般のことです。パスタと呼ばれる食品は数百種類にも及ぶと言われています。

「パスタ」と「スパゲッティ」の違いが曖昧になってしまっている方もいますよね。実は、スパゲッティもパスタの1種!特に小麦粉を細長く練ったパスタをスパゲッティと呼ぶのです。このように、パスタは小麦粉で練った食品の総称であることがわかりましたね。

マカロニ:パスタの1種

私たちの食卓にもたびたび登場するマカロニ。マカロニも小麦粉を練って作ったものなので、パスタの1種なのです。しかも、パスタの中でもマカロニは、「ショートパスタ」に分類されます。マカロニの特徴として、直径2〜5mm、円周部の肉厚1mmの穴があいている円筒状の形をしているのです。

そんな特徴的な形状をしているマカロニに最適な料理がいくつもあります!後ほど、マカロニを使ったおすすめ料理をご紹介しますね。

\次のページで「パスタの種類とは?」を解説!/

パスタの種類とは?

パスタは小麦粉を練った食品全般のことを指すのでした。そんなパスタにはどのような種類があるのでしょうか。実は、パスタはその長さによって、「ロングパスタ」と「ショートパスタ」の2つに大別することができるのです。ロングパスタとショートパスタに分けながら、パスタの種類について解説していきますね。

ロングパスタ:スパゲッティやラザニアなど

パスタといえば、ロングパスタを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ロングパスタは、長さが25cm前後のパスタのことを指します。スパゲッティを始め、太くて平らなラザニアやスパゲッティより太めのタリアテッレ、ストローのような形をしたツィーテなどがロングパスタに分類されますよ。

太さが数ミリメートル異なるだけで茹で時間や、最適な調理方法、味付けも変わるのです。ロングパスタの種類を以下にまとめました。気になるロングパスタは、ぜひ試してみてくださいね。

スパゲッティ:断面が円形で、太さが2.0mm前後のパスタ。
カペリーニ:断面が円形で、太さが1.3mm以下。冷製パスタにピッタリ。
タリアテッレ:平らな麺で、幅が約8mm。生地に野菜を練り込むことも。
ツィーテ:直径が5mmから8mmでストローのような見た目。英語名は、「ロングマカロニ」。
ラザニア:板状の麺。日本でのラザニアは料理名だが、実はパスタの名前。

ショートパスタ:マカロニやペンネなど

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ショートパスタはその名の通り、短いパスタのことを指します。様々な形状があるので、多種多様な食感やアレンジ楽しめることが特徴的。今回のテーマであるマカロニもこのショートパスタに分類されますよ。マカロニのほかに、ペンネや蝶ネクタイのようなファルファッレ、貝殻のようなコンキリエなどもショートパスタなのです。

以下にショートパスタの種類をまとめました。知らぬ間に食べているショートパスタもあるかもしれませんね。

\次のページで「マカロニに合う料理とは?」を解説!/

マカロニ:アメリカの家庭料理と言えば、「マカロニアンドチーズ」。
ペンネ:ペン先のような見た目が特徴的。
コンキリエ:中に具を詰め込んで食べることも。
ルオーテ:車輪のような見た目が特徴的。
ファルファッレ:外は柔らかく、中はしっかりとした食感。
ニョッキ:ジャガイモと小麦粉で作られる。

マカロニに合う料理とは?

ここからは、マカロニを使ったおすすめの料理をご紹介します。マカロニにパスタソースをかけるというシンプルなものも美味しいですが、マカロニならではの食感を楽しめる料理もいくつもありますよ。今回は、3つのレシピをご紹介しますね。

おすすめレシピ1.グラタン:チーズとの相性抜群!

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マカロニは、とにかくチーズとの相性が抜群!そのため、マカロニをグラタンに使うことに向いています。中でも、エビや鮭、ホタテなどのシーフード系のマカロニグラタンが特におすすめです。他にも、なすやトマトなどの野菜を使ったさっぱりとしたマカロニグラタンも楽しめますよ。マカロニの食感がより、グラタンの良さを引き出してくれます。

おすすめレシピ2.マカロニサラダ:マヨネーズは欠かせない!

日本でマカロニといえば、マカロニサラダを思い浮かべる方が多いでしょう。マカロニサラダでは、マヨネーズと野菜が欠かせません。コーンやブロッコリー、キャベツなどにマヨネーズを加えれば、野菜が苦手な方でも美味しく食べられるでしょう。

おすすめレシピ3.スープ:野菜をたっぷりと!

3つ目のマカロニのおすすめレシピはスープです。特に、キャベツやトマト、タマネギなど野菜をふんだんに使ったマカロニスープは絶品!野菜もたっぷり摂取できるで、栄養満点ですよ。コンソメを使ったシンプルなものから、牛乳やクリームで煮込んだ濃厚なものまで、その味付けの仕方は幅広いです。

マカロニはパスタの1種!

パスタは小麦粉を練ることで作られる食品の総称でした。また、マカロニは小麦粉を練って作られる食品で、パスタの1種に分類されます。さらにマカロニは、パスタソースをかけて食べることはもちろん、グラタンやスープなど様々な調理方法でアレンジすることができる優れものでしたね。

パスタには長さや形状など多種多様なものがあり、それぞれに合う調理方法もあります。気になるパスタがあったら、ぜひ試してみてくださいね。

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雑学食べ物・飲み物

マカロニとパスタの違いとは?どんな種類があるの?おすすめレシピも雑学好き現役大学院生がわかりやすく解説

この記事ではパスタとマカロニの違いについてみていきます。イタリア料理と言えばパスタやマカロニを思い浮かべる人は少なくないでしょう。イタリアでは古くから食べられている伝統的な料理です。実はマカロニとパスタは、全く異なるものですが、両者の違いや関係性が曖昧になっている人もいるでしょう。
今回はそんな、ややこしいパスタとマカロニの違いや調理方法について、雑学好き現役大学院生ライターのききと一緒に解説していきます。

ライター/きき

植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。

マカロニとパスタの違いとは?

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美味しく手軽に食べられる食品として挙げられるマカロニやパスタ。みなさんも、マカロニやパスタを一度は耳にしたり、口にしたりしたことがあるでしょう。

しかし、両者にはどのような違いがあったり、どのように定義づけられていたりするのか、あやふやになっている方も少なくないでしょう。ここでは、そんなマカロニとパスタの違いついて解説していきます。今後の料理や食事の場面で生かすことができるかもしれませんね。

パスタ:小麦粉で練った食品の総称

パスタとは、小麦粉で練った食品全般のことです。パスタと呼ばれる食品は数百種類にも及ぶと言われています。

「パスタ」と「スパゲッティ」の違いが曖昧になってしまっている方もいますよね。実は、スパゲッティもパスタの1種!特に小麦粉を細長く練ったパスタをスパゲッティと呼ぶのです。このように、パスタは小麦粉で練った食品の総称であることがわかりましたね。

マカロニ:パスタの1種

私たちの食卓にもたびたび登場するマカロニ。マカロニも小麦粉を練って作ったものなので、パスタの1種なのです。しかも、パスタの中でもマカロニは、「ショートパスタ」に分類されます。マカロニの特徴として、直径2〜5mm、円周部の肉厚1mmの穴があいている円筒状の形をしているのです。

そんな特徴的な形状をしているマカロニに最適な料理がいくつもあります!後ほど、マカロニを使ったおすすめ料理をご紹介しますね。

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