かぼちゃの旬は2回ある?産地や種類・選び方もフリーランス料理人がわかりやすく解説
2.甘みがありホクホクの西洋かぼちゃ
西洋かぼちゃは、甘みがありホクホクとしています。外見の特徴は、表面がツルツルとしている点。ねっとり感が少なめなので、パイやお砂糖を使うスイーツとの相性が良いです。まさに、西洋かぼちゃと言われる理由がわかりますね。西洋かぼちゃの中で有名な品種は、黒皮栗かぼちゃが挙げられます。
3.珍しい形や見た目のペポかぼちゃ
ペポかぼちゃは、鮮やかな色や珍しい形が特徴です。ハロウィンに使われる、比較的明るい色のかぼちゃがペポかぼちゃにあたります。その見た目から、別名「おもちゃかぼちゃ」と言われることも。
ペポかぼちゃは日本国内の場合、タネが1番消費されているようです。「パンプキンシード」と呼ばれる、お菓子のトッピングに使われることが多い食材ですね。また、意外なことにズッキーニもペポかぼちゃに含まれるとのこと。確かに、見た目がかぼちゃに似ていますね。
美味しいかぼちゃの選び方は?
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何気なく、自己流で選んでいるかぼちゃ。しかしいくつかのポイントを押さえれば、すぐに美味しいものを選べるようになりますよ。詳しく解説していきます。
1.ヘタをチェックしよう
かぼちゃのヘタが、しっかりと乾燥しているものを選びましょう。ワインの栓のコルクのように、乾いているものが良いでしょう。ヘタが乾燥しているかぼちゃは、中の水分が抜けて味が凝縮している証拠です。またヘタの軸が窪んでいるものも、美味しいかぼちゃの特徴ですよ。
ヘタが乾燥していない場合は、2週間から1ヶ月程度風通しの良い場所で追熟させましょう。冷蔵庫に入れる必要はありません。かぼちゃは日もちする野菜なので、問題ありませんよ。
2.皮の色にも注目!
皮の色のチェックも重要です。表面にオレンジ色の部分がある場合は、色が濃い物を選びましょう。そもそも、かぼちゃに色むらがあるのはあまり問題ではありません。オレンジ色の部分は、栽培時に一部だけ日焼けをしなかったためです。その部分は、中の果実部分の色がそのまま反映されていると考えていいでしょう。また皮にツヤがあって、固いものも美味しいかぼちゃの特徴です。
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