かぼちゃの旬は2回ある?産地や種類・選び方もフリーランス料理人がわかりやすく解説
かぼちゃの国内生産量
1位:北海道 49.9%
2位:鹿児島県 5.6%
3位:茨城県 4.1%
北海道が堂々の1位ですね。そのシェア率は、50%にも及びます。メロンや酪農のイメージがあるので、意外に思うかもしれません。北海道では、かぼちゃ畑の表面積が7260haにもなります。これは北海道全体の、1149分の1の面積です。そんなにかぼちゃ畑が多いとは、驚きですね。
かぼちゃは、他の作物に比べて長く保存できます。そのため、大都市から遠く離れた地域からの輸送が可能とのこと。北海道で多く栽培されているのも、納得ですね。
輸入ものはニュージーランド産が多い!
輸入ものは1位がニュージーランドで55%、次にメキシコが45%です。海外産のかぼちゃと日本産のものは、味わいに違いが出てきます。海外は日本と違い、湿気が少ない天候ですね。そのため水分量が少なく、甘みが凝縮されたかぼちゃが育つようです。
かぼちゃに種類はある?
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スーパーや八百屋に行くと、必ずかぼちゃが売っていますね。しかし、いつも1種類しかないような気がします。そもそもかぼちゃには、種類があるのでしょうか。詳しく解説していきます。
かぼちゃには主に3種類ある
大きく分けて、かぼちゃは主に3種類あります。日本かぼちゃ・西洋かぼちゃ・ペポかぼちゃの3つです。この3つを元に、さまざまな品種のかぼちゃに分けられます。実は、一般的に売られているものは西洋かぼちゃです。西洋種が、市場の9割を占めると言われています。
1.甘みが少なく淡白な日本かぼちゃ
日本かぼちゃは、甘みが少なく淡白な味わいです。ねっとり感が強めとのこと。外見の特徴は、表面がでこぼこしている点。表皮が白くなっているものもあるようですね。日本かぼちゃは貴重な品種のため、市場に出回っていません。スーパーで見かけることは、あまりないでしょう。あっさりとした味わいのため、日本料理に使われることが多いようです。
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