この記事ではラジオボタンとチェックボックスの違いについてみていきます。どちらもインターネット上のアンケートやお問い合わせフォームで使われるイメージがあるよな。一番の違いは選択の方法のようですが、それに伴った違いもいろいろあるみたいです。今回はそんなを両者の違いを、元ホームページ担当ライターれおな=007とに解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤務する傍ら執筆活動を続けるwebライター。得意分野はITはもとより、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。かつて企業内でホームページを担当した経験をもとに本記事を執筆していく。

ラジオボタンとチェックボックスの違いは?

 ウェブ上のコンテンツを作成する上で、ラジオボタンとチェックボックスは選択の方法が違います。そのためアンケートや問い合わせ用のフォームを作成する際に、向いている質問事項も変わってくるでしょう。

HTML上でのコンテンツ作成時はinputタグ内で「radio」と「checkbox」のどちらかを記述しますが、他のプロパティはあまり変わらないでしょう。

違いその1.選択方法

ウェブを閲覧する側にとってラジオボタンとチェックボックスの最大の違いは、両者の選択方法でしょう。本項ではラジオボタンとチェックボックスの選択方法の違い、及び選択時の表示を比較していきます。

ラジオボタン:ひとつだけ選択可能

image by iStockphoto

ウェブコンテンツにおいてラジオボタンは、ひとつだけ選択可能にしたい質問事項に用いられるでしょう。そのため一度選択した後で別の選択肢をクリックした場合、その直前に選んでいたものからはチェックが外れます。

ボタンは丸い形状になっており、選択すると選択肢の左端にあるボタンの中に一回り小さい丸が表示されるという仕様です。また選択を終えてデータを送信する際、漏れがあるとエラーが出るというケースもよく見られます。

チェックボックス:複数選択可能

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チェックボックスは一般的に、複数選択可能な質問事項に用いられます。そのため一度した選択を解除するには、もう一度同じチェックボックスをクリックする必要があるでしょう。

その名の通り画面上の選択項目の左端に四角が表示され、選択すると中に白抜きのチェックマークが表示されるのが標準的な体裁とされています。チェックボックス付きのwebアンケートの場合、選択肢にひとつ以上のチェックがあれば内容を確定できるのが一般的です。

そのため当てはまるものがない場合は、それを示す選択肢があるケースも多く見られます。また質問内容によっては、全ての項目にチェックを入れるのが可能なこともあるでしょう。

違いその2.向いている項目

ラジオボタンとチェックボックスの機能が違うため、向いている質問事項も違います。本項ではラジオボタンとチェックボックスそれぞれで向いている質問項目を、具体例を示した上で比較していきましょう。

\次のページで「ラジオボタン:年齢・性別などの重複しない項目」を解説!/

ラジオボタン:年齢・性別などの重複しない項目

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年齢や性別など選択肢のグループ内で重複する可能性がない場合、ラジオボタンを使うのが向いています。加えて画面上に表示する関係で、比較的選択肢が少ないものに使われる傾向も見られるでしょう。

他にも「はい」「いいえ」の簡単な2択やいくつかの段階で評価をしてもらう際も、ラジオボタンを使うのがおすすめです。そのため医療や心理系のチェックリストや、学力テストをパソコン上で行う際に使われることもあります。

チェックボックス:趣味や資格など重複する可能性のある項目

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選択が重複する可能性のある項目には、チェックボックスを使うのが向いています。具体的には趣味や資格はもちろん、回答者の経験に言及するものも考えられるでしょう。

またウェブ上のアカウントやメルマガの登録で、ユーザーに同意を求める部分でもチェックボックスは使われがちです。

ラジオボタンとチェックボックスの他に使えるウェブ上の入力方法は?

ここまでで解説したラジオボタンとチェックボックス以外にも、ウェブ上での入力方法はあります。本項ではよく使われるものをご紹介するので、ラジオボタンやチェックボックスと比較してみてください。

1.プルダウンメニュー

ウェブ上の入力、選択においては、プルダウンメニューが使われることもよくあります。具体的には出身都道府県や生年月日など、ひとつの項目に対する選択肢が多い場合が考えられるでしょう。メニューをクリックして選択肢の欄を広げ、該当するものをクリックする形が一般的な体裁です。

\次のページで「2.入力フォーム」を解説!/

2.入力フォーム

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文字を打ち込める入力フォームは、ウェブアンケートやお問い合わせフォームでは特に多く使われるでしょう。具体的には名前や返信先のメールアドレスから、お問い合わせ内容を記載する欄まで多岐に及びます。

また他の機能と組み合わせる場合もあり、その他を選択した際の追加の情報のを求める際にも使われるでしょう。もちろん想定される文字数によって、フォームのサイズは設定可能です。

ラジオボタンとチェックボックスは選択の仕方が違う!

ここまで解説した通り複数選択の可否が、ラジオボタンとチェックボックスの大きな違いです。またラジオボタンとチェックボックス以外にも、フォーム入力の手段はあります。そのためウェブ上でアンケートやお問い合わせフォームなどを作る際は、それらの機能を考慮した上で作成するのが大切でしょう。

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雑学

ラジオボタンとチェックボックスの違いは?複数選択できるのはどっち?元ホームページ担当ライターが詳しくわかりやすく解説

この記事ではラジオボタンとチェックボックスの違いについてみていきます。どちらもインターネット上のアンケートやお問い合わせフォームで使われるイメージがあるよな。一番の違いは選択の方法のようですが、それに伴った違いもいろいろあるみたいです。今回はそんなを両者の違いを、元ホームページ担当ライターれおな=007とに解説していきます。
れおな=007

ライター/れおな=007

一般企業に勤務する傍ら執筆活動を続けるwebライター。得意分野はITはもとより、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。かつて企業内でホームページを担当した経験をもとに本記事を執筆していく。

ラジオボタンとチェックボックスの違いは?

 ウェブ上のコンテンツを作成する上で、ラジオボタンとチェックボックスは選択の方法が違います。そのためアンケートや問い合わせ用のフォームを作成する際に、向いている質問事項も変わってくるでしょう。

HTML上でのコンテンツ作成時はinputタグ内で「radio」と「checkbox」のどちらかを記述しますが、他のプロパティはあまり変わらないでしょう。

違いその1.選択方法

ウェブを閲覧する側にとってラジオボタンとチェックボックスの最大の違いは、両者の選択方法でしょう。本項ではラジオボタンとチェックボックスの選択方法の違い、及び選択時の表示を比較していきます。

ラジオボタン:ひとつだけ選択可能

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ウェブコンテンツにおいてラジオボタンは、ひとつだけ選択可能にしたい質問事項に用いられるでしょう。そのため一度選択した後で別の選択肢をクリックした場合、その直前に選んでいたものからはチェックが外れます。

ボタンは丸い形状になっており、選択すると選択肢の左端にあるボタンの中に一回り小さい丸が表示されるという仕様です。また選択を終えてデータを送信する際、漏れがあるとエラーが出るというケースもよく見られます。

チェックボックス:複数選択可能

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チェックボックスは一般的に、複数選択可能な質問事項に用いられます。そのため一度した選択を解除するには、もう一度同じチェックボックスをクリックする必要があるでしょう。

その名の通り画面上の選択項目の左端に四角が表示され、選択すると中に白抜きのチェックマークが表示されるのが標準的な体裁とされています。チェックボックス付きのwebアンケートの場合、選択肢にひとつ以上のチェックがあれば内容を確定できるのが一般的です。

そのため当てはまるものがない場合は、それを示す選択肢があるケースも多く見られます。また質問内容によっては、全ての項目にチェックを入れるのが可能なこともあるでしょう。

違いその2.向いている項目

ラジオボタンとチェックボックスの機能が違うため、向いている質問事項も違います。本項ではラジオボタンとチェックボックスそれぞれで向いている質問項目を、具体例を示した上で比較していきましょう。

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