化学理科

物が燃える条件とは?燃焼と酸素の関係を化学系科学館職員がわかりやすく解説

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燃焼に欠かせない3要素。反対に水で冷やす、酸素の供給を止めるなど燃焼の要素を取り除くと消火することができるぞ。

燃焼の3要素、そのワケは?

燃焼の3要素、そのワケは?

image by Study-Z編集部

それでは燃焼の三大要素について掘り下げていきましょう。

1.可燃物~燃えるもの

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可燃物とは着火した火を燃やし続けることができる物体のことです。可燃物の例として、ロウソク、紙、可燃性ガスなどがあげられます。どれも燃えやすそうですね。そして継続的に燃焼する性質のことを、可燃性といいます。可燃性はどのように決まるのでしょうか。

可燃性の度合いの指標として発火点引火点があります。発火点とはその名の通り、自ら発火する最低温度のことです。一方、引火点は液体の可燃物に着火すると燃焼する最低の液温のことをいいます。ガソリンの場合、引火点は-40度、発火点は300度です。ガソリンスタンドで火を使うことが厳禁なのは、引火しやすいからなのですね。

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引火点、発火点は危険物取扱者の資格を取るうえで欠かせない知識だ。危険物取扱者の資格は、化学の分野で非常に役立つ資格だぞ。

2.熱~酸化反応のきっかけづくり

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燃焼に必要な熱をもたらす熱源(参考書などによっては点火源と表現している場合もあり)はマッチやライターなどの火、電熱線や太陽の光、静電気などがあげられます。

なぜ燃焼に熱が必要なのでしょうか?それは熱が可燃物と酸素を反応させ、燃焼のきっかけになると言う役割を担っているからです。外から加えられた熱によって可燃物と酸素が化合し、発生した反応熱によってさらに反応が連鎖的に進んでいきます。

3.酸素~助燃性

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燃焼を促進する物質の性質を助燃性支燃性)といいます。助燃性があるのは酸素だけではありません。オゾン ・ 亜酸化窒素 ・ 一酸化窒素なども助燃性を持っているのです。ですが、激しい酸化という言葉からもわかるように燃焼の要素としての助燃性物質は通常、酸素のことを指します。

酸素についてはこちらの記事をどうぞ。

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