その2「目障り(めざわり)」:見て不愉快になる
「目障り」は見て不愉快であること、物を見るのに邪魔であることを意味する慣用句です。こちらも見て不愉快になること、視界の邪魔になることを意味する言葉となっており、「目に障る」とほぼ同じ意味をもった類義語となっています。使用頻度等に違いがあるため注意しましょう。
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その3「癪に障る(しゃくにさわる)」:物事が気に入らず腹が立つ
「癪に障る」は物事が気に入らず腹が立つことを意味する慣用句です。こちらも不愉快になる様子を意味する言葉となっており、「目に障る」と似た意味をもった類義語となっています。他に、胸または腹に急激な痛みが起こりそうになるという意味ももっている点に注意しましょう。
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その4「胸糞が悪い(むなくそがわるい)」:胸がむかむかするほど不快
「胸糞が悪い」は胸がむかむかするほど不快であるという意味をもった慣用句です。こちらも不愉快になる様子を意味する言葉となっており、「目に障る」と似た意味をもった類義語となっています。より幅広い場面で使われている言葉となっているため、注意して覚えておきましょう。
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その5「耳障り(みみざわり)」:聞いて不愉快になる
「耳障り」は聞いて気に障り、不快に感じることを意味する慣用句です。こちらも不愉快になる様子を意味する言葉となっており、「目に障る」と似た意味をもった類義語となっています。こちらは見て不愉快になることではなく、聞いて不愉快になることを表す点に注意して覚えておきましょう。
「目に障る」の対義語は?
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つづいて「目に障る」の対義語についても確認していきましょう。「目に障る」には明確に対義語とされている語はありません。しかしその意味から連想してみると次の単語が思い浮かびます。
「目の薬(めのくすり)」:見て心の慰みになる
「目の薬」は見ることによって心の慰みになるものを意味する慣用句です。「目に障る」が見ていて不愉快になることを意味していたのに対し、こちらは見ていて心の慰みになることを意味しています。反対の意味をもつ対義語として、こちらの言葉についてもあわせて覚えておきましょう。
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