
どちらにもおすすめできる料理
もちろん両方の部位に共通しておすすめできる料理もあります。まずは肉料理の王道、「ステーキ」です。牛肉、豚肉を問わずおすすめできる料理ですね。どちらも赤身肉のため、肉本来の美味しさを感じることができます。またロースであればほどよく溶けた脂身の美味しさも堪能できますよ。
そして冒頭にも触れました「トンカツ」です。「ロース」で作れば柔らかい肉質を活かしたシットリとした仕上がりに、「ヒレ」で作れば繊維質を活かしたザクザクな食感が楽しめます。
こちらの記事もおすすめ

ローストビーフとステーキの違いとは?どんな肉がいいの?調理方法やカロリーも雑学好き現役大学院生がわかりやすく解説
ロースは背中全体、ヒレは背骨周辺
ここまで「ロース」と「ヒレ」の違い、「ロース」と「ヒレ」の特徴、それぞれの部位に適した料理について見てきました。「ロース」は背中側の肉全体、「ヒレ」は背骨に沿った部分でしたね。解説を読んで早速「ロース」や「ヒレ」を食べたくなってきた人も多いのではないでしょうか。
食肉部位はたくさんの種類があり、また部位の分け方を細かくすればするほどさらに種類は増えます。一度に覚えきるのは大変です。まず「ロース」や「ヒレ」など、よく見かける部位から覚えていって知識を増やしていくのが良いでしょう。食肉部位に詳しくなると、ちょっとした食通の気分が味わえますよ。