家庭科

さつまいもにはどんな栄養がある?ダイエットや減量に効果的?特徴や効能も管理栄養士がわかりやすく解説

適切な量であれば効果あり

先ほどさつまいもは食物繊維やカリウムが多いとお話しました。食物繊維を摂って便秘を解消すると、血行促進・むくみ解消につながり代謝が良くなります。またカリウムは血圧を下げる効果だけでなく、余分な水分を汗や尿として体から出し、むくみを解消する効果も。

このことから、さつまいもはダイエットに適した食材だと言えますね。もちろん食べすぎてしまえば太る原因になりますので、他の食材とのバランスを取りながら、1日1/2本程度までにしましょう。

食べ方も油で揚げた大学芋や、バターや砂糖を使用したスイートポテトにして食べていては、カロリーが多くなります。ふかし芋、焼き芋など調理がシンプルなものにしましょう。

糖尿病が気になる方にもおすすめ

GI値という言葉をご存じでしょうか。GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、食事をした後の血糖値の上がり具合を示したものです。GI値が高い食品は血糖値が急に上がりやすく、低い食品は緩やかに上がっていきます。数値が55以下の食品は低GI食品と言われており、肥満や糖尿病の予防に良いとのこと。

気になるさつまいものGI値は54です。さつまいもはでんぷんを多く含み、主食にもなる食材でありながら食物繊維が豊富なため、体内でゆっくり消化・吸収されます。なので食後の血糖値の上昇が緩やかになるんですね。

授乳中のママにもおすすめな理由は?

母乳は赤ちゃんにとって大切な栄養源。母乳の質や分泌をよくするために、授乳期の間は食事内容に気をつけたいですよね。

さつまいもは身体を温める効果があることから、母乳の出が良くなり、乳腺炎にもなりにくい食べ物だと言われています。また授乳中は水分不足になりやすく便秘になりがちです。さつまいもは食物繊維も豊富なので、便秘の解消にも役立ちます。

ただし水分が不足しやすい状況で食物繊維を多く摂り過ぎると、腸で便が硬くなってしまい便秘を促すこともあるようですので、水分をしっかり摂ることもお忘れなく。
自然な甘みで満足感も得られるので、食べ過ぎを防ぐこともできます。授乳中でも無理せず食べる楽しみを見つけてくださいね。

さつまいもを食べるとおならが増える?

さつまいもを食べるとおならが出やすくなるのは、さつまいもに含まれる食物繊維が関係していると考えられています。食物繊維は腸内細菌によって分解される過程でガスが発生し、これがおならの元となるのです。この作用によって、さつまいもを食べるとおならが出る回数が増えるように感じる方が多いのですね。

さつまいも以外にも豆類やこんにゃく、ごぼうなども食物繊維を多く含むため、同じようにおならが出やすくなる食べ物です。ただしさつまいもを食べたときに出るおならは、臭いの元となるアンモニアがほとんど含まれないため、臭くありません。

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さつまいもを食べておならが出るのは、腸が元気に動いている証拠でもある。おならをあまり怖がりすぎずに味わうことも大事だぞ。

どんな人にもおすすめできるさつまいも

さつまいもは炭水化物だけではなく、ビタミンやミネラルもたっぷり含まれていましたね。老化防止や美肌効果、便秘解消など、体に嬉しい効果が期待できます。またダイエットや減量をしたい人だけでなく、糖尿病が気になる方や授乳中のママにもおすすめの食材です。簡単に手に入る定番野菜なので、皆様ぜひ献立に取り入れてみてください!

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