とうもろこしにはどんな栄養や効能がある?缶詰には栄養が少ない?健康やダイエット効果も元保育士がわかりやすく解説
ライター/榎木えふ
現在は我が子の育児を楽しむ元保育士。子どもがよろこぶ離乳食のためにとうもろこしを繰り返し調理し調べるうちに詳しくなった。長らく食育に携わった経験を踏まえながら食に関する知識をわかりやすく発信していく。
とうもろこしってどんな食べ物?
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とうもろこしと聞くと、黄色いつぶつぶの見た目がぱっと思い浮かぶのではないでしょうか?色合い鮮やかな夏野菜のイメージが強いかもしれませんが、実は単なる野菜の仲間ではありません。また、姿を変えて私たちの生活に深く関わっています。さっそくとうもろこしの特徴を見ていきましょう!
とうもろこしは甘みの強い穀物
丸ごとゆでて食べたり、一粒ずつバラバラにして料理に使われるとうもろこしを野菜だと思っている方は多いのではないでしょうか?実は、それは半分合っていて半分違います。とうもろこしの主な成分は炭水化物で、世界的にみると主食として食べられている食材。世界三大穀物として米や小麦と並ぶ穀物に分類されるのです。
しかし、野菜というのも決して間違いではありませんよ。私たちが普段食べている、甘みが強いスイートコーンと呼ばれる種類は野菜に分類されます。同じ食材でも作物としての種類や用途によって分類が変わるのですね。
地域によって呼び方は様々
とうもろこしという呼び名が一般的ですが、英語で「コーン」と呼ばれるのもよく耳にしますね。これ以外にも、日本国内だけで様々な名前で呼ばれていますよ。
中でも「とうきび」という名前は比較的知られているかもしれません。唐(昔の中国のこと)から渡ってきた、キビ(穀物の一種)に似ている黄色い植物というのが名前の由来で、昭和初期の時代にはこのとうきびという呼ばれ方が一般的でした。今では北海道や九州などに方言として残っています。
他には「とうきみ」「なんばんきび」「いぼきび」、沖縄では「やまととーんちん」と呼ばれる地域もあります。みなさんのお住まいの地域ではどんな名前で呼ばれているでしょうか?
加工品の原材料に広く使われる
とうもろこしは様々に加工されて私たちの生活に活かされています。例えば、とうもろこしから作られたデンプンであるコーンスターチはとろみ付けやお菓子の材料になる他、ファンデーションなどの化粧品や段ボールの製造にも使われる加工品。新しい消しゴムについているベタつき防止のサラサラした粉もコーンスターチが利用されていますよ。
他にも、皮や胚を残した加工かどうかや挽き方の粗さによってコーンミール・コーンフラワー・コーングリッツと呼ばれる粉状の加工品となり、シリアルやスナック菓子などの食品の材料として使われています。とうもろこしの胚芽に含まれる油分を取り出したコーン油も身近ですね。
また、穀物として輸入されるとうもろこしの大半は牛や豚・鶏などのエサに使われるので、間接的にも私たちの食生活に関わっていると言えるでしょう。
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