アボカドってどんな食材?原産地や特徴・栄養・効能もフリーランス料理人が詳しくわかりやすく解説
ライター/はんぞー
カフェ店員兼フリーランス料理人。趣味の料理が口コミで広がり仕事になった、根っからの食いしん坊。
アボカドってどんな食材?
image by iStockphoto
今や大人気食材とも言えるアボカド。スーパーでも目玉商品として販売されていますね。サラダに入れると美味しくいただけます。大人も子供も大好きな食材ですね。そんなアボカドですが、どのような食材なのでしょうか。今回は知っているようで知らないアボカドについて、詳しく解説していきます。
クスノキ科の果物
アボカドはクスノキ科ワニナシ属の果物。意外にも野菜でなく、果実として分類されています。果実を食用として利用するものは野菜ではなく、果物として分類されるそうです。確かに、皮を剥いて実の部分を食べるという意味では、果物らしいですね。
ちなみに、別名ワニナシとも呼ばれています。アボカドの皮がワニの表皮に似ていることが由来です。興味深い名称ですね。
原産地はどこ?
原産地は中央アメリカです。亜熱帯などの温暖な気候で生育します。生産量1位はメキシコで全世界の生産量の約30%を占めているようです。メキシコ料理の代表とも言われるタコスにアボカドが使用されていることからも、現地の食文化に溶け込んでいることが分かりますね。
味わいや特徴は?
脂質が多いため、クリーミーでなめらかな味わいが特徴です。ペースト状にするとまるでバターのようですね。アボカドは別名「森のバター」と言われていますが、その特徴をピッタリ捉えています。酸味や苦味など味わいの特色はありません。アボカドのクリーミーさを活かしつつ、好きな調味料と合わせて食べることがおすすめです。
\次のページで「アボカドにはどんな栄養や効能がある?」を解説!/