雑学

3分で分かる”would”と”could”の違い!意味や使い方を例文付きで英語オタクが詳しくわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今回は英語の助動詞”would”と”could”の違いについてみていくぞ。英語を扱う上で欠かせない助動詞だが、使い分けをしっかり出来ていない人も多いらしい。しかし、助動詞1つで意味が大きく変わることもあるため、分からないままにしてしまうといつまでも英語力が伸びなくなってしまう。
今回は特にややこしい”would”と”could”の違いについて、英語オタクのとくじんと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/とくじん

中3でそれまで苦手だった英語にハマり、英語漬けの日々。苦手だったからこそ気づいた英語の楽しさを伝えるために英語のあれこれを分かりやすく解説していく。

“would”、”could”とは

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まずは今回解説する”would”と”could”について簡単にみていきましょう。

would:willの過去形

”would”は”will”の過去形である、と学校では教わりますよね。未来のことを意味する助動詞の過去形と言われると違和感に感じるかもしれませんが、英語では時制の一致が必須であるため、動詞が過去形であれば、その文章をすべて過去形で表す必要があります。

I thought he would join the party last night.(彼は昨夜のパーティーに参加すると思っていました。)

主となる動詞(例文中は”think”)が過去形であれば、続く”will”も過去形にする必要があります。これが”will”の過去形”would”です。

could:canの過去形

次に”could”について。”could”は”can”の過去形であると習います。”can”は「〜できる。」の意味なので「〜できた。」の意味ですね。この場合の「〜できた。」は能力があったことを示すという点に気をつけましょう。

I could play the piano.(私はピアノを弾けました。)
I was able to find him./ I managed to find him.(私は彼を見つけることができました。)

1度だけ出来たこと、苦労の末に出来たことに対しては”could”ではなく、”be able to”もしくは”managed to”が適切です。”could not”に関しては、これらの違いに関係なくいつでも同じように使うことができます。

“would”と”could”の違い

それでは、本題であるこれらの違いについてみていきましょう。まず大前提として、これから解説する使い方では”would”も”could”も過去の意味は持ちません。なぜなら仮定法という文法に起因して過去形になっているからです。まずは仮定法についておさらいしましょう。

仮定法について

仮定法は文字通り「起こりえない(確率が極めて低い)仮定の話」をする時に使います。現在のことを仮定として話したい場合は文章全体を過去形にする、ただこれだけです。「宝くじが当たったら、〜するのに。」という話をしたことはありませんか?これが仮定法です。

If I won the lottery, I would / could buy a house.(宝くじが当たったら、家を買うのになぁ。)

Ifに続く文章が過去形、コンマ以降も過去形になっています。しかし、文章全体として過去の話はしていませんよね。以上のことから、これから解説する”would”や”could”は過去の意味を持ちません。

1.可能性を表す

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”can”は「〜できる。」の他に推量の「〜する可能性がある。」という意味をもちます。また同様に”will”も「〜だろう。」という可能性の意味があるので、“can”も”will”も可能性を表現する助動詞です。

可能性を表す際のこれらの助動詞は、過去形にすることで曖昧さを表現します。

It will rain later.(雨が降るでしょう。)
It would rain later.(多分雨が降るでしょう。)
It can rain later.(雨が降る可能性があります。)
It could rain later.(雨が降るかもしれません。)

下にいくほど確実性が下がります。今にも雨が振りそうな空模様であれば”will”、天気予報で降水確率が50%だった場合には”could”というように使い分けをしてみましょう。

2.提案する

なにかを提案する時にも、これらの助動詞を使うことができます。“would”はアドバイスを求められた時の「私だったら〜するけど。」という提案、”could”は選択肢を相手に与える控えめな提案です。

I would go to the party.(私だったらそのパーティーに参加するけど…。)
You could take a taxi to get there.(そこまで行くならタクシー使ってもいいんじゃない?)

どちらもやんわりと提案していることが分かるでしょうか?”would”を使って提案するのであれば、「自分が相手の立場なら…」とするのが自然であるため、殆どの場合、主語は”I”をとります。

一方、”could”の主語に制限はありません。提案を受けるかどうかの決定権を相手にあげる際には”could”を使うことができます。

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”can”や”will”でも「提案」の意味になるが、自分の意見を押し付けているように捉えられてしまうかもしれない。あくまでも提案をしたいだけであれば、”would”や”cuold”で相手の意見を尊重する意思を伝えよう。

3.例え話をする

例え話をする時にも”would”や”could”を使うことができます。例え話と言われてもピンときませんよね。早速例文を見てみましょう。

What would you order at that fancy restaurant?(あの高級レストランで何を注文する?)
I could sleep forever. (永遠に寝ていられるわ。)

起こりえる例え話に対しては”would”を使います。この例文に”will”を使うと実際にそのお店のテーブルで注文を悩んでいる状況になるので、想像の話をする際には”would”を使いましょう。

一方、”could”はものの例えで使います。永遠に寝られる、とは言っても実際に生きている限り永遠に寝るということはできませんよね。このように実際には起こりえないけれど、誇張して表現したい時には”could”を使うことができます。

“Would you~?”と”Could you~?”の違い

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最後に”Would you~?”と”Could you~?”の違いをみてみましょう。どちらも「〜してくれませんか?」と許可を得る際に使う表現ですが、ニュアンスが若干異なります。

Would you~?:「意志」を確認する

”would”は”will”の過去形であると冒頭に説明しました。”will”には「〜するつもりである」という意味があるので、相手の「意志」を確認したい場合は、”Will you~?”もしくは”Would you~?”を使いましょう。”Will”よりも”Would”の方が曖昧な表現になり、相手に決定権を与えることができるので、”Would you~?”がより丁寧な表現となります。

Could you~?:「能力」を確認する

“could”は”can”の過去形。”can”は「〜できる」の意味なので、「能力」を確認したい時には”Will you~?”もしくは”Would you~?”を使います。ここでもやはり過去形である”Would you~?”の方がより丁寧な表現といえるでしょう。

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英語には敬語がないと誤解されることがあるがそれは間違いだ。”Will you~?”や”Can you~?”は相手がしてくれることを前提として質問しているため、親しい間柄でなければ、不快感を与える可能性がある。日本語のように厳格な敬語は少ないが表現1つで印象が大きく変わるから注意しよう。

”would”や”could”を使いこなして表現の幅を広げよう!

”would”や”could”といった助動詞は日本語にない文法のため、ないがしろにされがちです。しかし、助動詞を使いこなすことでより簡潔に細かいニュアンスの違いまで伝えることができます。特に日常会話でもよく行われる「例え話」や「提案」は助動詞を使いこなせなければ長ったらしい文章になりかねません。「難しいから…」と投げやりにならず、しっかり理解して表現の幅を広げ、自分の思いをしっかり伝えられるようになりましょう!

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