指定校推薦と公募推薦の違いは?併願できる?対象者や選考フロー・メリット・デメリットも会社員Webライターがわかりやすく解説
- 指定校推薦と公募推薦の違いは?
- 違いその1.対象者
- 指定校推薦:大学が指定した高校の生徒
- 公募推薦:出身校に制限がない
- 違いその2.選考フロー
- 指定校推薦:校内での選考がメイン
- 公募推薦:他校とも競争
- 指定校推薦のメリット・デメリットは?
- メリットその1.合格率が高い
- メリットその2.受験にかかるトータル費用が安い
- デメリットその1.辞退ができない
- デメリットその2.出身高校に影響を与える
- 公募推薦のメリット・デメリットは?
- メリットその1.私立は一部併願可能
- メリットその2.受験のチャンスが増える
- デメリットその1.倍率が高い
- デメリットその2.併願時の試験対策の負荷が重い
- 指定校推薦と公募推薦は対象者や選考フローが違う
この記事の目次
ライター/れおな=007
一般企業に勤める傍ら、執筆活動を行なうWEBライター。得意分野ホームページ関連をはじめとするITや、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。指定校推薦で某有名私立大学進学を決めた経験をもとに、本記事を執筆していく。
指定校推薦と公募推薦の違いは?
大学入試の指定校推薦と公募推薦は、受験のシステムが大きく違うものです。しかし指定校推薦及び一部の私立大学を除く公募推薦は、専願制である点が共通しています。
つまり合格したら入学することが前提であるため、基本的に併願ができないと考えて良いでしょう。もちろん指定校推薦と公募推薦で1校ずつ受験するという方法も取れないので、出願する際には注意が必要です。
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違いその1.対象者
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指定校推薦と公募推薦では、対象者が明確に違います。本項ではそれぞれの入試制度を利用できる生徒を比較し、さらに彼らがどのように高校生活を過ごすかを考察していきましょう。
指定校推薦:大学が指定した高校の生徒
指定校推薦は大学側が高校に推薦枠を与える形で成り立っています。具体的には大学から評定平均値や履修科目といった出願する生徒に求める条件及び人数が提示され、高校が該当する生徒を推薦するという形式です。
そのため指定校推薦での進学を目指す生徒は、1年生の頃から評定平均値を意識して学業に励みます。中にはクラブや学校行事をはじめとする課外活動に積極的に取り組む生徒や、習い事に打ち込んでそれをアピールするする生徒もいるでしょう。
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