みんなはおいしいルイボスティーの淹れ方は知ってるか?ルイボスティーは種類や飲み方をアレンジすることによって、風味の違いを楽しめるぞ。今回はルイボスティーの淹れ方や種類・飲み方、茶葉の保存方法も栄養士・調理師ライターみつここと一緒に解説していきます。

ライター/みつここ

おいしくて健康にいいものが大好きなwebライターです。最近はダイエットに興味を持ち、試行錯誤中。栄養士と調理師の知識を活かし、わかりやすく解説していきます。

ルイボスティーにはどんな種類がある?

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ルイボスティーは「ルイボス」という植物から作られる飲みものです。ルイボスティーといえば、濃い赤褐色のお茶というイメージがあるかもしれませんが、他にも種類があります。それでは順番に見ていきましょう。

1.ほんのり甘みを感じる「レッドルイボスティー」

「ルイボス」という植物の葉を発酵させて乾燥したものが「レッドルイボスティー」で、一般的によく知られている濃い赤褐色のお茶です。発酵させることによって、ほんのりと甘みと旨味を感じます。生産量も多くリーズナブルな価格で売られているため、手軽に毎日続けて飲みたいという方におすすめです。

2.さっぱりとした「グリーンルイボスティー」

ルイボスの葉を発酵させずに作られたものが「グリーンルイボスティー」です。さっぱりとした飲み口でクセがなく、緑茶のような味わいなので、レッドルイボスティーとはまた違った風味を楽しめそうですね。発酵しやすいルイボスの葉を発酵させないように管理するのが難しく、手間がかかるため生産量が少なく、価格が高めです。

また抗酸化作用のあるポリフェノールやその他の栄養成分が多く含まれているので、健康や美容の効果が高いと言えるでしょう。

3.香りを楽しめる「フレーバールイボスティー」

ベースとなるルイボスティーに香料や花びら・果皮を加え、さまざまな香りを楽しめるのが、フレーバールイボスティーです。「ピーチやレモンなどのフルーツ」「キャラメルやチョコレートの甘い香り」「ローズヒップなどの花の香り」というように多種多様なフレーバーがあるので、その中から自分好みの香りを選んだり、いろいろと試して飲んでみると楽しいかもしれませんね。

\次のページで「ルイボスティーの淹れ方と茶葉の保存方法」を解説!/

ルイボスティーの淹れ方と茶葉の保存方法

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ルイボスティーの淹れ方には2種類あります。手軽に飲める便利なティーバッグタイプもありますが、ひと手間かけて淹れたほうが、ルイボスティー本来の風味を楽しむことができるのでおすすめです。

1.手軽に水出し

まず清潔な容器を用意して、水1リットルに対して茶葉を10グラムを入れます。冷蔵庫に10時間ほど冷やして、じっくり抽出させたら完成です。手間がかからずとても簡単ですね。

水出しで淹れる場合は、水出し専用の茶葉を使いましょう。水は水道水よりも軟水のミネラルウォーターを使用したほうが、ルイボスティー本来のうま味と香りを引き出してくれます。水道水を使うときは沸かしてから使用してくださいね。できるだけ早めに飲み切るようにしましょう。

2.しっかり煮出し

まず水を火にかけて沸騰したら、水1リットルに対して茶葉を5グラム入れます。弱火にして10分ほど煮出します。火を止めて茶葉を取り出せば完成です。茶葉の量は水出しの時よりも少ないのですが、使用する茶葉によって分量が変わるので、パッケージを見て確認してくださいね。

煮出しで淹れる場合は、煮出し専用の茶葉を使用しましょう。水は火にかけるので、ミネラルウォーターではなく水道水でも問題ありません。こちらも早めに飲み切るようにしましょう。温かいうちに飲むと、血行がよくなりリラックス効果があるので、夜寝る前に飲むのもおすすめです。

茶葉の保存方法は?

封をあけた茶葉は、缶や密閉できる保存容器や袋に入れて、高温多湿をさけて常温で保存しましょう。香りの強いものの近くに置いてしまうとニオイが移ってしまうので、できるだけ離して置くようにしてくださいね。未開封の茶葉も日の当たらない涼しい場所に保管しましょう。

煮出した後のお茶は、抗酸化作用があるので普通のお茶よりも長持ちし、常温で2~3日、冷蔵庫で5~6日ほど保存できます。ですが、だんだんと風味が損なわれていくので早めに飲み切るようにしましょう。水出しルイボスティーは煮出しよりもできるだけ早めに飲むようにしたほうがいいですよ。

おすすめの飲み方は?

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ルイボスティーはストレートで飲んでもいいですが、味が少し苦手、という方もいるかもしれませんね。そんな方はほかの食品を加えて味を変えてみると、自分好みの味に出会えるかもしれませんよ。アレンジ3つをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

その1.ミルクティー

ルイボスティーを少し濃いめに入れ、牛乳を加えて作るルイボスミルクティーは、ストレートとはまた違った味わいでとても飲みやすいです。甘いのが好きな方は、はちみつや砂糖を入れてもいいかもしれません。

\次のページで「その2.レモンティー」を解説!/

その2.レモンティー

レモンの酸味を加えてすっきりした味わいのレモンルイボスティーは、夏にぴったりの飲み物です。レモンのクエン酸で疲労回復効果もありますよ。オレンジなどほかの柑橘類も爽やかな飲み口でおすすめです。

その3.ジンジャーティー

ショウガのしぼり汁を加えたジンジャールイボスティーは、ピリッと少し辛く大人の味わいです。はちみつや砂糖をプラスしてもおいしく飲めますよ。ショウガの身体を温める効果とルイボスティーの血行促進効果で、身体がポカポカしてきます。冷え性の方はぜひ試してみてくださいね。

ルイボスティーはどこで買えるの?

ペットボトルタイプのルイボスティーは、スーパーやコンビニでも見かけるようになりましたが、茶葉のものはどこで購入できるのでしょうか?なかなか見つけられない方も多いかもしれませんね。今回は、茶葉の購入場所をパターン別に紹介します。

品質重視で買いたい場合は?

価格が高めでも品質重視で購入したいという方は、お茶の専門店をおすすめします。専門店では安全性が高く、高品質の有機栽培されたオーガニックの茶葉を購入できます。お茶に詳しい店員さんもいて、その場で説明を聞けるので、自分好みのルイボスティーを選ぶことができるでしょう。

手軽に買いたい場合は?

安全性や品質にはそこまでこだわらないという方は、スーパーやドラッグストアで普段の買い物のついでに購入するのはいかがでしょうか?価格が安いため、手軽に試してみたい方や毎日飲み続けたい方にもおすすめです。

\次のページで「なかなか見つからない場合は?」を解説!/

なかなか見つからない場合は?

いろいろなお店をまわってみたけれど、お目当ての茶葉がなかったという場合は、ネット通販がおすすめです。買い物に行く時間がない場合もインターネットで購入できます。とにかく種類が豊富なので、あまりお店に置かれていないグリーンルイボスティーや、さまざまなフレーバールイボスティーも選べますね。

飲み方を工夫してルイボスティーの味や香りを楽しもう!

今回は、ルイボスティーをおいしく飲むための淹れ方や、おすすめの飲み方・茶葉の保存方法を解説しました。健康にいい効果を持つ栄養素が豊富に含まれているルイボスティー。その効果を得るためには、毎日飲み続けることが大事です。茶葉を正しい方法で長く保管し、自分好みのアレンジをいろいろ試して、味や香りを楽しんでみてくださいね。

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家庭科

おいしいルイボスティーの淹れ方は?種類やおすすめの飲み方・茶葉の保存方法も栄養士・調理師ライターがわかりやすく解説

その2.レモンティー

レモンの酸味を加えてすっきりした味わいのレモンルイボスティーは、夏にぴったりの飲み物です。レモンのクエン酸で疲労回復効果もありますよ。オレンジなどほかの柑橘類も爽やかな飲み口でおすすめです。

その3.ジンジャーティー

ショウガのしぼり汁を加えたジンジャールイボスティーは、ピリッと少し辛く大人の味わいです。はちみつや砂糖をプラスしてもおいしく飲めますよ。ショウガの身体を温める効果とルイボスティーの血行促進効果で、身体がポカポカしてきます。冷え性の方はぜひ試してみてくださいね。

ルイボスティーはどこで買えるの?

ペットボトルタイプのルイボスティーは、スーパーやコンビニでも見かけるようになりましたが、茶葉のものはどこで購入できるのでしょうか?なかなか見つけられない方も多いかもしれませんね。今回は、茶葉の購入場所をパターン別に紹介します。

品質重視で買いたい場合は?

価格が高めでも品質重視で購入したいという方は、お茶の専門店をおすすめします。専門店では安全性が高く、高品質の有機栽培されたオーガニックの茶葉を購入できます。お茶に詳しい店員さんもいて、その場で説明を聞けるので、自分好みのルイボスティーを選ぶことができるでしょう。

手軽に買いたい場合は?

安全性や品質にはそこまでこだわらないという方は、スーパーやドラッグストアで普段の買い物のついでに購入するのはいかがでしょうか?価格が安いため、手軽に試してみたい方や毎日飲み続けたい方にもおすすめです。

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