3分で分かる！アプリとブラウザの違いとは？意味や仕様・それぞれのメリットも会社員webライターが詳しくわかりやすく解説

ライター／れおな=007

一般企業に勤務する傍ら、執筆活動を続けるwebライター。得意分野はIT関連はもちろん、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。日常生活でスマホを操作するなかで得た知識をもとに、本記事を執筆していく。

アプリとブラウザの大まかな違いは？

主にスマホで使うアプリとブラウザは、根本的な仕様が違います。この違いに伴って使える機能が異なっているため、同じwebサイトにアクセスしても使い勝手が違うでしょう。もちろん両者の使い勝手の違いは、スマホやタブレット端末、パソコンといったアクセス元の違いとも関係してきます。

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違いその1.意味

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アプリとブラウザの中身の比較をする前に、両者の定義はどのようなものでしょうか。まず本項では、アプリとブラウザの言葉の意味を確認します。

アプリ：アプリケーションソフトウェアの略

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アプリは正式名称で「アプリケーションソフトウェア」と言い、ある機能に特化したソフトウェア全般を指す言葉です。具体的にはメモ帳、カレンダーなどの汎用性の高いものから、SNSや各企業のポイントカードなどまで幅広くを指します。またスマホやタブレット端末ではアプリ、パソコンではソフトというように言葉を使い分けている場合もあるでしょう。

ブラウザ：閲覧用のソフトウェア

ブラウザは閲覧用のソフトウェアを意味し、具体的にはGoogle Chrome、Safariなどがこれに該当するでしょう。英語で拾い読みするという意味の単語「browse」が語源となっており、その機能を持ったソフトとして名詞化された言葉です。

違いその2.仕様

インターネットで繋がるアプリとブラウザの最大の違いは、両者の仕様です。本項ではアプリとブラウザの仕様の違い、それに伴ってどのような特徴があるかを比較していきましょう。

アプリ：一定のwebサイト用に特化した仕様

スマートフォン上のアプリは、特定のwebサイトの閲覧や利用に特化した仕様になっています。そのためサイト内のサービスへのアクセスが容易で、オフラインでも使える機能もあるでしょう。

動画や音楽の配信用に提供されているアプリでは、閲覧するデータによってモバイル通信を使う使わないの設定も可能です。またカメラや位置情報などの設定により、より利便性を発揮するアプリもあります。

ブラウザ：さまざなサイトを見るのが可能な仕様

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ブラウザは閲覧に特化しているため、さまざまなwebサイトを見られる仕様になっています。そのため少し気になることを調べるのに適しており、サイト間の行き来も容易です。またアプリを提供していないwebサイト及びサービスへもアクセスが可能で、一つの調べものに対して情報を幅広く得られるでしょう。

違いその3.通知

アプリとブラウザでは、ユーザーへの通知方法が違います。本項では両者の通知方法の違いを比較し、その特徴や機能性を考察していきましょう。もちろんアプリとブラウザにおける通知方法は、厳密に使い分けられている訳ではない点も覚えておきましょうね。

アプリ：プッシュ通知

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アプリは設計上、プッシュ通知の機能が採用されていることが多いです。加えてインストール時に通知の要不要を選べる上、通知内容を細かく設定できるアプリもあります。具体的にはSNSアプリで、DMや特定のアカウントの更新情報のみ通知するというようなカスタマイズが考えられるでしょう。

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ブラウザ：メール

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あるweb上のサービスでブラウザを使ってアカウントを登録をすると、その後の通知はメールで来ることが多いです。メールは送信者と宛先が明らかで、プッシュ通知に比べて内容が詳細に書かれている傾向が見られます。そのため時間をおいて見返したり、誰かに情報を共有したりという対応が容易です。

アプリを使うメリットは?

スマホでwebサービスを利用する際、アプリを使うことにはメリットがいくつかあります。ここでは代表例をいくつか挙げますので、後述のブラウザのメリットと比較してみてください。

1.スマホ上で見やすい

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アプリを使用することのメリットには、スマホ上で見やすいことが挙げられます。近年のwebサイトの多くは、スマホ用の閲覧ページが設定されていることが多いです。しかしまだまだパソコン用のページ設定しかないというwebサイトもあり、見づらいということもあるでしょう。

この時はやはりアプリを使って操作する方が、楽だと感じる方も多いのではないでしょうか。もちろんスマホ用の閲覧ページが作られる代わりに、アプリが設計されているというパターンも考えられます。

2.開きやすい

スマホでWeb関連のサービスでアプリを使用するメリットは、ホーム画面から開きやすいことです。何度も閲覧するwebサイトの場合、ブラウザからリンクを選ぶのは面倒だと感じる人も多いことでしょう。しかしホーム画面上のアイコンをタッチするだけで起動できるアプリは、外出先でも使い勝手が良くアカウントへのログインも容易です。

もちろん金融系をはじめとするアプリはその都度ログインの必要があるケースも多いので、放置して見られてしまうリスクも少ないでしょう。

3.通知がわかりやすい

ユーザーへの通知がわかりやすいのは、アプリを使用するメリットの1つです。ブラウザのみで利用しているサービスではメールやSMSで通知が来ることが多く、後から読み返すことが面倒に思う人もいることでしょう。しかしプッシュ通知の場合は簡潔な内容がバナーに表示されることが多いため、重要だと感じたらすぐに確認することが可能です。

ブラウザを使うメリットは？

アプリ同様にスマホでブラウザを使うことにも、もちろんメリットがあります。本項ではアプリではなくあえてブラウザを使用することのメリットを、いくつかみていきましょう。

1.アプリでは使えない機能が使える

ブラウザを使うと、アプリでは使えない機能が使えることがあります。具体的には高度な設定やの場合、アプリ版での操作が不可能なことがあるでしょう。例えばSNSのアカウントの削除や有料コンテンツ周りの手続きなどが、ブラウザ版でしか操作できないというケースが見られます。

2.サイト外のリンクも読み込みやすい

ブラウザを使ってwebサイトを閲覧すると、サイト外行きのリンクも読み込みやすいです。アプリから外部サイトのリンクに移動する場合、システムがブラウザを立ち上げて読み込むのに時間がかかることがあるでしょう。またアプリでは外部サイトを閲覧できても、リンクが履歴として残らないというケースも見られます。

しかしブラウザはダイレクトにリンク先に移動したり、別のタブが生まれたりして外部サイトもすぐに閲覧可能です。ただしスマホで閲覧している場合、App Storeをはじめとするアプリを提供するアプリが立ち上がるというケースもあります。

3.スマホの容量を圧迫しない

スマホの容量を圧迫しない点も、ブラウザのメリットの1つです。アプリは基本的にダウンロードして使用するため、スマホのストレージ容量をある程度消費します。またバックグラウンド通信をするアプリもあるため知らず知らずのうちにモバイル通信を使用しているケースもあるでしょう。

しかしブラウザの場合はサービスを使用している時のみの通信のため、そのような心配は少ないです。そのためさほど使用頻度の高くないアプリはダウンロードするよりブラウザで見る方がいいのかもしれません。

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アプリとブラウザは仕様の違いに伴い使い勝手も違う

ここまで比較した通り、スマホで使うweb関連のアプリとブラウザでは仕様が大きく違います。もちろんそれぞれで使える機能が違うので、メリットや使い勝手の違いにつながるのでしょう。そのwebサイトで何をしたいかやどのような情報を得たいかによって、アプリとブラウザのどちらを使うかを考えることがおすすめです。